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ごあいさつ

「文化」の創造と発展を願って

小泉 茂

光村図書出版株式会社
代表取締役社長 小泉 茂

光村図書は,昭和24年の創立以来,65年あまりにわたって小学校・中学校・高等学校の教科書をつくってまいりました。

教科書は,児童・生徒が,その小さな自分の世界から,各ページに広がる未知の世界に想像力で分け入り,自身の世界を押し広げる役割を担っています。そのときの感動や衝撃は,児童・生徒の人間としての成長に計り知れない影響を与え,生涯における心象風景の一つになると考えます。

光村図書は,「児童・生徒の心に寄り添う」気持ちを第一義に考えて教科書づくりに取り組んできましたし,これからもその軸が揺らぐことのないようにしていきたいと思います。

また,急速なICT化やグローバル化による学びの多様化と,児童・生徒の多様性に応えるために,いち早くデジタル教科書の開発に取り組みました。紙とデジタルの教科書の相互補完的な活用は,学習活動が活性化するとともに学びの力の充実にも役立つものと考えます。さらには,学びを支える大きな役割を見通し,拡大教科書の制作やユニバーサルデザインの採用にも先駆的に取り組んでまいりました。

その他,言語の教育に携わる出版社として,児童文学総合誌『飛ぶ教室』や中国語話者向けの日本語テキスト『標準日本語』も編集・発行しております。前者は,児童文学の新たな作品や作家,挿絵画家の発掘,教材化への試みなど多くの可能性をもった書籍です。後者は,日本と中国とを結ぶ架け橋として多文化交流のための基盤を成しています。

光村図書は,これからも多くの人々の心に残る教科書や出版物の発行を通し,「文化」の創造と発展に寄与できるよう,社員一同,心を一つにして邁進してまいります。