ポイント4 本としての機能性/授業に役立つ工夫

本としての機能性や、授業に役立つ工夫を追求しています。

一目で分かる題材の構成

分野別に整理されたインデックス

学習指導要領に合わせて「絵画・彫刻」「デザイン」「映像メディア表現」の3分野、そして「資料」に分けて整理しました。それぞれインデックスで色分けしています。また、目次では、●と◆のマークにより、表現中心と鑑賞中心の題材が一目で分かるよう示しました。

インデックス
インデックス
目次
目次

バランスに配慮した多様な題材

表現中心の題材では、「絵画・彫刻」「デザイン」「映像メディア表現」それぞれで取り上げる活動のバランスと量に配慮しました。鑑賞中心の題材では、「作家の生涯と作品」「見る・知る・学ぶ」「作品鑑賞室」など、切り口の異なる多様な題材を設けました。

授業に役立つ工夫

身につけたい力を「目標」として明示

各題材で「目標マーク」を記し、身につけたい力や学習のねらいを明確に示しました。表現や鑑賞の学習に取り組むための手がかりにもなるため、授業の際には、ぜひ注目してほしいポイントです。

目標マーク
目標マーク

発想・構想を助ける「制作ノート」

表現題材には、作品を発想し、制作する際の参考になる「制作ノート」を設けました。鉛筆マークが目印で、題材に関連した発想・構想・技法を紹介しています。

制作ノート(P62-63「メッセージを伝える映像」)
制作ノート(P62-63「メッセージを伝える映像」)

教科書すべてを教材化

「映像メディア表現」の資料として、ページの隅にアニメーション作家伊藤有壱が制作したパラパラアニメを示しました。裏表紙のデザインバーコードは、教科書に登場する写真を参考にしてつくられています。

パラパラアニメ/裏表紙のデザインバーコード
パラパラアニメ/裏表紙のデザインバーコード