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赤木かん子の読書Q&A

調べ学習
Q1

どうやってテーマを決めさせたらいいのでしょうか?

A
テーマを決めるには,“三点決めワーク”が有効です。
 先生が,これをやりなさい,と指示することばが,いちばん最初のことばです。“縄文時代”とか“福祉”とか。それをもっと範囲のせまい,具体的なテーマにするためには,たいていはことばを三つ決めれば決まります。たとえば海…について調べなさい,なら海の何についてにしようか…? じゃあ,生きものが好きだから,海の生きものについてにしよう…海の生きものの何についてにしよう…? 海の生きものの,たこについて調べよう…というように,“海”“生きもの”“たこ”とことばを三つ決めると決まります。もし,たこ…だけではよくわからないというなら,今度はたこをいちばん大きい範囲のテーマだと思い,もう一度やります。“たこ…すみ?…成分?”というように——。このとき大事なことは,この三つのことばを関係のあるものにするということです。せっかく“たこ?”“すみ?”と絞ってきたのに,次に“飛行機?”なんてことばをもってきたら,また広がってしまいます。落語の三題噺ではありませんが,このことばの三点決めで,いちばん最初の段階のテーマは簡単に決められます。

あ,そうして,こうやってテーマを具体的に小さくしていくことを“絞る”というのだ,ということばの“解説”を必ずしてください。本や図書館関係の用語は,そのシステムができあがったときの時代のものなので,古い特殊なことばが多いのです。

でも,子どもたちは難しい,特殊なギョーカイ用語が大好きなので,解説さえすれば,いくらでも覚えて使ってくれます。

今回のことば “絞る”

聴き手に,雑巾を“絞る”ほうではなく,カメラのレンズを“絞る”もしくは,“絞り染め”の“絞る”ほうをイメージしてもらうように話してください。

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