メニュー

赤木かん子の読書Q&A

調べ学習
Q11

どうやって調べさせたらいいのでしょうか?(その9)

〈初級編〉—レポートの書き方について—

A

まず,レポートには“社会学”と“自然科学”それと“小論文”がある,ということを理解してください。

というのは,この三つはまるっきり書き方が違うものなので,これを混同したままだとどんな簡単なレポートも書くことができません。(ということを発見するまでが大変でした。)

誰かが何かをできないのならば,特に能力はあるのにできないのならば,どこかに必ず理由があるはずです。「どこでどう勘違いしたか,そこを見つけて解説すれば,たいていは,なーんだ,そんな簡単なことだったのか!」と拍子抜けするくらい,あっけなくわかっちゃうものです。

先生方が道に迷ったところを探した結果,“レポートには三種類あるんだよ”だったことがわかりました。

レポートの書き方自体は単なる知識にすぎないので,レポートには三種類あることがわかってる方には,なんというか,取扱説明書?を解説すれば,それでOKです。ここのポイントがわかっていないと,いくら技術を解説してもなかなかわからないと思います。

科学のレポートは基本的には実験結果の報告なので,レポートを読んだ人が,同じ実験をして,同じ答えが出せるように,材料とか,実験方法を詳しく書くことが必要になります。

小論文の目的は,その短文の中で論理が通っているかどうかが重要で結論は問わないというのがスジです。

なので,今,学校でやっているテーマはほとんど社会学,ということになります。

国際協力,ボランティア,などはね。

で,その書き方ですが,『調べ学習の基礎の基礎 だれでもできる赤木かん子の魔法の図書館学』(ポプラ社)の40~41ページを見てください。それがいちばんわかりやすいだろうと思います。

というところまでが,調べ方の初級編です。では,次回から中級編にいきましょう。

前へ 次へ
ページ先頭へ戻る