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赤木かん子の読書Q&A

調べ学習
Q23

どうやって調べさせたらいいのでしょうか?(その21)

〈中級編〉—中級編のおさらい 2—

A

では,ここまでのおさらいを再び。

1)まず,大きなテーマを出されたら,下調べをして(百科事典を使います)自分のテーマを決めます。

2)それがどうやったらわかるか,戦略をたてます。

3)本を調べる場合には,分類を考え,本を探します。

4)自分の知りたいことが書いてある本を見つけたら,その部分をコピーするか,写すか,要約します。

5)出典を忘れずに書きます。

6)その情報が正しいかどうか,ウラをとります。ウラをとった本も出典を書きます。

ということで,ここまでが中級編です。家を建てた事がない人に,いきなり「二階建ての立派な家を建てろ」といっても無理でしょう。ですから,まずは犬小屋から建ててみましょう。犬小屋を建てるだけでも,覚えなければならないことはいくらでもあります。そこで習得した技術は次の時には自信を持って使えるようになると同時に,その部分に関しては考えなくてもすむようになりますから,次の段階の技術の習得に集中できるようになります。とりあえず,小学生でここまでできれば上等でしょう。大学生でもできないのが普通ですから。

では次の上級編は何かというと,「仮説をたてる!」です。

これをしないので,「調べ学習」はただの「レファレンス実習」になってしまうのです。自分のテーマに関して,「これはこうかもしれない」という「仮説」をたてるのです。学問は「証明」されない限り,すべて「仮説」です。新しい証拠が発見されたら,すべてひっくり返されます。

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