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赤木かん子の読書Q&A

調べ学習
Q28

どうやって調べさせたらいいのでしょうか?(その26)

〈上級編〉—“戦略をたてる”の練習—

A

さて,前回は“戦略をたてる”でしたが,ここでおさらいをしましょう。

“戦略をたてる“は初級編でもやりました。覚えていらっしゃるでしょうか?

何かをつくるときには,とりあえず,稚拙でもまずいっぺん最後までつくってみることです。そうしないと全体像がよくわかりません。いきなり五重塔をつくろうというのは無謀です。そんなことをしたら,結局できないままで終わるでしょう。

なので,まずは犬小屋からー。

とにかく犬小屋をつくってみて,家というものはどういう仕組みになっているか,体でわかることが大事です。

“戦略をたてる”の一番易しい方法「犬小屋のつくり方」は,初級編で説明した

1)人に聞く

2)本で探す

3)やってみる

の三本です。

なので,まずはこの方法をひとつひとつ練習します。

この中では,「3)のやってみる」が一番易しい方法で,小学2年生でも充分できます。

でもそのときに肝心なのは,その実験そのものではなく,それをちゃんとしたレポートに書いてみる,ということです。2年生の「やってみる」のレポートの場合は,まだ“参考文献”を書かなくてもいいでしょう。

例として,『水にうくものしずむもの』(ひかりのくに)という絵本をみてください。

これはたった一冊で,水に「浮く」「沈む」とはどういうことか,ということを簡単な実験を例に挙げながら,解説してくれている本です。それだけでめっちゃおもしろいですが,使うときには一ページずつ使います。

最初のところで,水に浮くものと沈むものがある,試してみよう,というのがありますが,これが「やってみる」の実験にあたります。

まずはここまでだけ読んでやって,いろいろ実験して,レポートを書きます。

レポートの書き方は『調べ学習の基礎の基礎 だれでもできる赤木かん子の魔法の図書館学』(ポプラ社)を参照してください。

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