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赤木かん子の読書Q&A

調べ学習
Q31

発表のしかたのポイントを教えてください。

A

“発表のしかた”についてポイントを説明したいと思います。模造紙,新聞など,紙媒体で発表するときは,絶対に“参考文献リスト”を書くのを忘れないようにしてください。参考文献リストのないものは,それだけで,受理されないものなのです。

内容的な面では,主語と述語がずれてないか,論旨がずれてないか,を確認します。レポートの場合は,出す前に,項目点検をします。発表者の名前,所属,題名,参考文献リスト,が入っているかを確認します。ページ数と目次が間違っていないかどうかも確認します。文字が間違ってないかの確認もします。

口頭で発表するときは,まず持ち時間を決め,そのなかで,自分のテーマ,動機,を説明し,経過と結論,参考文献リスト,を話せるように,下書きを作ります。そうして口頭で発表するときは,なによりも聞こえることが大切です。

以下に発声のポイントを示します。

☆口は大きく開けないようにします(口を開けようとすると,のどの周りの筋肉が緊張するため)。

☆そのかわりに顎関節をゆるめます(耳の横,口を開けるとへこむとこです)。

☆舌の力を抜きます(下の歯の内側につくはずです)。

☆唇の力も抜きます。つまり下あごの力を全部抜くのです。

☆肩の骨のぐりぐり(肩甲骨)と,腰のぐりぐり(腰骨)が地面に対して垂直なのが正しい姿勢です。

☆ゆっくり息を吸いますが,そのときに,音がしないように吸います。

☆一番最初の音を強く出さないようにします。のどが痛くなるような発声をしてはいけません。

☆ぽっ,ぽっ,ぽっ,と言ってみてください。唇で,丸い音の粒,をつくるつもりで穏やかに。

☆音は放物線を描いて落ちていきます。一番後ろの人の頭を見て,その人の頭を越すように,音を放ります。

☆息を吸いたいときには,吐きます。人間は吸えるようにはできていないのだそうです。だから吸いたいときにはまず吐きます。吐いて,脱力すると,吸えます。

☆眼のちょっと下のところの鼻に指をあてて,声を出したときに,鼻が震えているかどうか確認します。

☆静かに,穏やかに,大きな声ではなく,よく通る声で話します。

というようなことは,ボイストレーニングです。

くれぐれも,「お腹から声を出して!」というようなことは言わないようにしてください。お腹から声は出ません。それがどういうことを意味しているのかわからずに,常套句,を使っても,相手はなにもわかりません。「お腹から声をだす,ということはどういうことですか?」ときかれて答えられないのなら,そういうコトバを使ったらまずいでしょう。具体的に,相手がまねができるように説明してください。

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