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赤木かん子の読書Q&A

読み聞かせ
Q2
 どんな本を選べばいいのかよくわからないのですが……。
A
 まず,自分の声をテープにとって聞いてみてください。あなたの声はどんな声でしょうか? プロと違って,アマチュアにはどんな本でも読めるテクニックがあるわけではありません。ですから,まず自分の声を知って,その声に似合う本を選ぼうと思ってください。どんな素敵な服でも万人に似合うとは限りません。プロならば力技でやってのけるかもしれませんが,読み手としてのアマチュアにはそういう力はないわけですから,なるべく自分に近いものを選ぼうと思ってください。声が合わないと,話自体が変質してしまうこともあります。声の低いバリトンの男性に“シンデレラ”を読まれたら,ホラーになってしまうでしょう。まず,あまりにも合わないものは,はずすことです。
 もし自分の声の性格がわからなかったら,友だち,仲間にきいてみてください。みな喜んで教えてくれます。

 また,声のタイプはおおざっぱに“キャラクター”と“ナレーター”の二つに分けられます。「くろずみ小太郎旅日記」などをナレータータイプの方に淡々と読まれると,なんだかわからなくなります。
 宇宙の説明の本などを跳んだりはねたりする声で読まれると,そちらもわからなくなります。
 どっちもできる方もいらっしゃいますが,自分で合わないな,と思うものには手を出さないのが無難でしょう。

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