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カードからの見取りと支援

4.自己評価カードについて

顔のマークをチェックする形のカード。いつも同じ顔にチェックする子どもにはどうしたらいいでしょうか?

 自己評価カードの項目として,顔のマークに色を塗ったり,○を付けたりするものがありますが,これは慣れてきてしまうと,機械的に「たのしかった」に○を付けるなどして,わりに形骸化してしまうこともあるようです。ですから,書き込み部分などを設けて,そこからも読み取ることが大事です。

 ただ,こういった形のカードに限らず,カードを書くことが形骸化したら,しばらく書かせることを休んだほうがいいと思います。子どもたちから「また書くの?」という声が聞かれたり,文字が乱雑でいい加減になってきたりしたら,そのサインです。そういった場合には,対話などで,きちんと聞き取ることが大事です。

 例えば,活動中に「楽しくなさそうかな」と思っていた子どもが,「たのしかった」にチェックしたときには,それをそのままにしないで,その子どもに「どこが楽しかったの?」とか「なにがよかった?」と聞きます。そうすることで,教師がきちんと見取っていたかどうかがわかり,次の支援の参考にもなるのです。

 カードは,子どもたちの活動の流れがどうだっただろうとか,どんな支援が必要だろうかとか,子どもは次にどういう方向を目指しているのだろうか,そういったことを知るためにあるべきだと思います。単に「楽しかったのね」といった見取りだけでは,意味がありません。

とてもたのしかった/たのしかった/つまらなかった