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生活科の基礎・基本Q&A

新学習指導要領にかかわる疑問

子どもたちが「自分のよさや可能性に気付く」には,教師は,どんな場づくりを心がければいいのでしょう。

A

対象と繰り返しかかわる場,友達とお互いの気付きを交流できる場を設けましょう。

学年の目標(3)にあるように,児童が「自分のよさや可能性に気付く」ためには,身近な人々,社会及び自然と繰り返しかかわることができる場を設定することが大切です。
対象にはたらきかけ,対象からはたらき返される中で,対象への気付きだけでなく,自分自身への気付きも深まります。
 また,友達との協同的な学びの中で,自分自身を振り返ったり,互いの気付きを交流したりする活動の場を設けることも大切です。そうすることで,自分自身のよさを自覚し,自分の成長を支えてくれた人々とのかかわりについて考えることができるようになります。
 このような活動を通して,児童は,自分自身のさらなる成長に期待をもち,将来への夢を膨らませることができるようになるのです。



A

場は,どこにでもあります。大事なのは,機をとらえ,いっぱいほめることです。

普段は教室で立ち歩き,たくさん注意をされているC君は,夏休み明けの幼稚園との交流で,2人の園児を任されて学校探検を始めました。
 「ぼくの席はここ。すわって先生の話を聞くんだよ。すわってごらん」すわって背筋を伸ばす園児に,C君は「ぼくより立派だね。1年生になれるよ」と声をかけました。
 園児との探検を終えたC君は,「去年,ぼくは連れて歩いてもらったけど,今日はちゃんと2人に説明できました」と得意顔でした。
 初めての長縄跳び。Dさんは,自分の番が近づいたら泣いてしまいました。
先生は,「こわくないよ。『1・2・3,はい』と言ったら,入るんだよ」と言いました。
そして,地面に×を書いて,「ここに来て,上にぴょんと跳ぶんだよ」とやってみせました。
1度目は失敗でしたが,2度目は成功でした。クラス全員から,大きな拍手がわきました。Dさんは,笑顔いっぱいに大変身です。
 場は,どこにでもあります。大事なのは,機をとらえ,いっぱいほめることです。