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生活科の基礎・基本Q&A

新学習指導要領にかかわる疑問

新設された内容(8)「生活や出来事の交流」について,どのように考えればいいのでしょう。

A

一方的に伝えるのではなく,情報を双方向に行き来させることが望まれます。

生活科では,これまでも,外部の人を学校に招いたり,発表会をしたりという活動が行われてきましたが,これからは情報を一方向的に伝える活動ではなく,情報を双方向に行き来させる活動が望まれていることを押さえておきましょう。直接話しかけるなど,言葉による伝え合いだけではなく,表情やしぐさ,態度といった,言葉によらない感情の交流も大切になります。
 自分のことが伝わる楽しさや,相手の伝えたいことを理解できる楽しさなど,かかわる楽しさが実感できる活動や体験を充実させながら,かかわる対象を,身近な友達や学校から地域へと,少しずつ広げていくようにしましょう。



A

双方向の心の交流を大切にしましょう。

2年生のF君は,町探検をしていて,国道の向うに「ほたるの里」という看板を見つけました。その日は行けなかったので,先生に次回の約束をしました。
 みんなで行ってみると,おじさんがいて,いろいろ説明してくれました。「へえ,このおじさんがここを作ったのか」「おじさんの会社がカブトムシも育てているんだ」
 学校に帰って,みんなで感想とお礼の手紙を書きました。発表会にGおじさんを招待したところ,その会社の社長さんも「手紙をありがとう」と言って,カブトムシの幼虫をたくさん持って来てくれました。その後も,Gさんと子どもたちとの交流は続いています。
 大事なのは,双方向の心の交流です。交流を繰り返す中で,「あの子」から「○○ちゃん」と名前が出てくるような,人間関係づくりに通じる交流の機会を大切にしましょう。