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生活科の基礎・基本Q&A

新学習指導要領にかかわる疑問

「幼児教育から小学校への円滑な接続」と言われていますが,どんなことをすればいいのでしょう。

A

4月の学校探検を中核に,大単元を構成してみてはどうでしょう。

 従来から,生活科では,幼児との交流活動や他教科等との関連を図る指導が行われていましたが,幼児教育との円滑な接続を大切にして,総合的に学ぶ幼児教育の成果を小学校教育に生かすことが,小1プロブレムなどの問題を解決し,学校生活への適応を進めることになると期待されています。
 特に入学当初,生活科を中心とした合科的な指導を行うなどの工夫により,学校生活への適応を図れるよう,スタートカリキュラムを編成することが提案されています。
 例えば,4月の最初の単元では,生活科の学校探検を中核として,国語,音楽,図工などの内容を合科的に扱い,大単元を構成することによって,児童の思いや願いの実現に向けた活動を,ゆったりした時間の中で進めていくことが可能になります。
ぜひ,取り組んでみてください。



A

不安がらずに,スタートカリキュラムづくりに取り組んでみましょう。

 スタートカリキュラムという言葉を学習指導要領解説で見つけたH先生は,仲間に呼びかけて試案づくりに取りかかりました。2月の幼保小連絡会で子どもの育ちや好きな歌,遊びの調査をし,保護者説明会では幼稚園・保育所でどんな力がついたかの調査を行いました。
 1時間目は学年合同「わくわくタイム」で,親しんできた歌や遊びを取り入れ,2時間目は生活科の学校探検を行いました。週の終わりには,その週のテーマをまとめた合科的・関連的指導で1日を組みました。時期は5月連休明けまで。なんと,昨年までたくさんいた登校しぶりはゼロ。「やってよかった」と,改めて幼児教育との接続を考えました。
 幼稚園や保育所との連携は,小学生が考えた遊びの会への招待や,入学前の園児を招いての学校紹介などがよく行われている活動です。「双方にとって学習である」という認識を共有して授業づくりができれば,連携は限りなく広がります。