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生活科の基礎・基本Q&A

生活科という教科の特質にかかわる疑問

地域の方や保護者の協力を得るために,心がけるべきことがあったら,教えてください。

A

情報を発信することと,情報を収集すること。この両方が大切です。

情報を発信することと,情報を収集すること。この両方が大切だと思います。
 情報発信としては,生活科でどんな学習をしているのかを,学年・学級だより等で各家庭に知らせておきたいものです。直接的にも間接的にも,最も協力をしていただく必要があるのは保護者だからです。
 いちばん効果的な発信は,子どもたちが各家庭で,今自分たちが学んでいる内容を話してくれることです。そのためには,まず子どもたちが「楽しい」と実感できる活動が行われていなくてはなりません。
 一方,情報収集については,前年度に生活科を担当した先生方や保護者,地域の方々などから,人材(人財)を聞き出し,「人財バンク」のように学校としてまとめておき,折に触れて更新していくのが望ましいと思います。



A

いつ,どこで,どんな方に協力をお願いするか,年間を見通した計画を立てておきましょう。

校外や家庭での活動などで,専門の知識・技能をもつ方や保護者に協力をお願いする機会は多くありますし,教科目標から考えても,積極的に協力いただきたいと思います。私は,次のようなことを心がけて協力いただいています。

(1) あらかじめ,校区の人や社会・自然の情報を集め,よさを知っておく。
(2) 育てたい力やかかわらせたい人・もの・ことを含めて,年間の活動計画を立てる。
(3) 協力していただく目的・内容・方法・時期・回数・人数を明確にする。
(4) 事前の打ち合わせを入念に行い,教師の役割と協力していただく方の役割を区別する。
(5) 事後は,お礼や評価をするとともに,児童が繰り返し地域の人にかかわれるよう,意識して呼びかける。

また,教科書の中には,四季を通じて同じ人が登場したり,児童と地域の人が自然に出会い,繰り返しかかわったりする様子が示されたりしています。
細かく見ていく中で,人とかかわる楽しさや,地域の人に関する情報を,児童から引き出すことができます。