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生活科の基礎・基本Q&A

生活科という教科の特質にかかわる疑問

生活科は,子どもの主体性を大切にすると聞いています。では,教師は何をすればいいのでしょう。

A

教師の出番がどこなのか,どんな支援がふさわしいかを見定めて,はたらきかけましょう。

子どもたちが,「本当に」主体的に活動しているときは,温かく見守ることが最良の支援だと思います。しかし,いつもそうなるとは限りません。そのときが,教師の出番になります。
 一つは,環境面での支援です。子どもたちだけでは気付けない,人・もの・場所などに出会うように考えます。また,励ましたり,適切なアドバスをしたりするのも,子どもたちにとっての望ましい環境づくりになるでしょう。
 もう一つは,活動が活性化するような場面を設定するという支援です。活動のしっぱなしでは,繰り返したり深めたりすることには向かわないものです。活動したことを振り返り,仲間と表現し合い,また考えるという場面を,子どもの求めに応じて適切に設定していくことも,教師の大切な支援でしょう。



A

まず,「主体性」の意味を,きちんととらえましょう。

「主体性」とは,「自由にさせる」という意味ではありません。教師には,「教科目標に照らして,単元目標を達成できるようにはたらきかける」ことが求められています。児童一人一人,または学級全体にとって価値のある活動が連続するよう,適切に方向づける必要があります。
 その際,児童の気付きや活動のよさなどをプラス評価することが基本です。その上で,児童に「なぜその活動をしたいのか」「そのために,どうしようとしているのか」をたずねます。
 必要に応じて,「活動を見守る」「ヒントとなる資料や見本を提示する」「友達との交流を促す」「教師自身が児童と一緒に活動する」といった支援をしたり,活動の節目で,個別・グループ・学級などでの振り返りや評価を加えたりなど,目標達成に向けた,きめ細やかな指導が求められます。