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生活科の基礎・基本Q&A

生活科という教科の特質にかかわる疑問

生活科の教科書は,いつ,どのように使えばいいのでしょうか。子どもたちは,休み時間,絵本を読むように開いていますが。

A

「同じような」活動をするときや,留意事項を学ぶときに役立ちます。

休み時間に絵本を読むように教科書を開いている子どもたちは,とても生き生きしていて,ある意味で正しい教科書の使い方をしていると思います。
 生活科の学びは,地域・学校,そして何よりも,それに取り組む子どもたちの実態の影響を大きく受けます。したがって,教科書にある活動を「そのまま」する必要はありません。
 しかし,「同じような」活動をするときに,「こんなことができるんだね」「あんなことをしてみたいね」というヒントは,教科書からたくさんもらえます。また,「こんなふうに進めるといいんだね」とか「これには気を付けたいね」というように,学習の進め方や活動する際の留意事項などを学ぶことにも,教科書は大きな役割を果たすはずです。



A

教科書の内容を読み取って,どんな使い方が有効かを考えてみましょう。

生活科は,児童の実態や地域の環境を踏まえて展開する教科です。教科書を教える,あるいは教科書で学習する,という考え方はなじみません。
 ただ,教科書には,活動のイメージをもたせたり,多様な活動例を参考にしたりできるよさがあります。児童が,自分にとっての身近な場所と比べたり,社会や自然,人々の生活の様子の変化などに気付くヒントとして使ったりといった学習も可能です。
 教科書の中の児童の表情に目を向けることで,感動したり驚いたり,共感する喜びを感じたりすることもできますし,教科書の言葉や歌なども,児童の意欲を喚起し,想像力をかき立てる材料となります。
 繰り返し見ていく中で,一つ一つの描写に込められた生活科の豊かな内容を読み取って活用したいものです。