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生活科の基礎・基本Q&A

生活科の授業づくりにかわる疑問

子どものカードにコメントをつけるときは,どんなことを心がけたらいいのでしょう。

A

子どもたちの自信や意欲につながる,共感的なコメントを返すようにしましょう。

「先生は,どんなコメントをくれるかな」そんな子どもの期待に応え,自信や意欲につながる,共感的なコメントを返したいものです。
 そのためには,まずカードに表現されたことを丁寧に読み取る必要があります。低学年児童の表現には,不十分なことも多くあります。活動中に見取った言動と合わせて,絵の細部や行間にある思いまで読み取り,不十分さを対話で補いましょう。
 そうやって読み取った児童の思いに共感し,「そんなことまで見付けたなんて大発見!」「面白い仕組みだね。グッドアイデア!」など,気付きを意味付けたり,価値付けたりするコメントを返しましょう。時間がないときのために,「アイデア賞」「やさしさ賞」「がんばり賞」などのマークを決めておき,ハナマルの中に書くのも一案です。
 どんなにすてきなコメントも,忘れたころに返したのでは,子どもの心に響きません。短くても,マークだけでも,子どもの気持ちがそこにあるうちに返すことが大切です。



A

教師の力量アップのためにも,具体的な言葉でコメントしましょう。

カードへのコメントは,学習に対する「意味付け・価値付け」や「支援」の役割を果たします。具体的には,
(1)活動のよさを『ほめる・認める』(=共感する)
(2)『気付きを明らかにする』(=意味付ける・価値付ける)
(3)さらに考えさせたい事柄を示し『共に考える』(=たずね返す)
などの視点で言葉を添えると効果的です。
 書かれたコメントを児童が読むことで,自分自身や活動に自信をもったり,さらに疑問を見付け,追求する意欲をもったりすることが期待できます。また,一人一人の学びをよく見取る教師の力量アップにもつながります。
そのためには,「〜が,どのようによい」「〜という理由から考えた(見付けた)」と具体的な言葉でコメントしましょう。
 教師は,コメントを通して児童の活動を支えていると考えたらどうでしょう。教師自身が児童から学ぶという姿勢も,心に留めておきたいポイントです。