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生活科の基礎・基本Q&A

生活科の授業づくりにかわる疑問

気付きの質を高めるために,毎時間カードを書かせています。でも,いつも同じような内容になってしまいます。どんなことを工夫すればいいのでしょう。

A

諸感覚マークを入れたり,吹き出しを入れたり,ねらいに応じてカードを工夫しましょう。

活動中は無自覚だった気付きが整理され,言葉にすることで自覚されますから,「カードを書く」ことは,気付きの質を高める上で有効です。しかし,毎時間同じように気付きを書くのでは,書くことが嫌になり,気付きの質も高まりません。
 その活動で子どもたちに気付かせたいことは何ですか?ねらいに応じて,カードを工夫してみましょう。
見たことだけでなく,他の感覚も使ってほしいと思うのなら,諸感覚マークのあるカードで使った感覚を意識させてみましょう。
 野菜の世話の状況に気付かせたかったら,野菜さんからの吹き出しカードに自分へのメッセージを書かせてみたらどうでしょう。サツマイモをゆでたときなど,ものの変化の様子を詩や歌にして表現させると,子どもたちは比喩などを用いながら,楽しんで気付きを表現することができます。
 そうやって書いた気付きを友達と交流することで,共通点や相違点が見付かったり,気付きと気付きが関係付けられたりして,さらに質が高まっていきます。



A

児童と相談しながら,ねらいに沿ったカードの項や書き方を検討してはどうでしょう。

「毎時間書く」ことはとても重要です。「書く」ことは,「振り返り」「考える」ことです。そこに教師のコメントが加わることで,書く活動が充実していきます。
 さらに活動を充実させる手立てとして,カードの項を検討してはどうでしょう。単元の内容にふさわしい項かどうか,ときには児童とともに必要な項や書き方を相談したり,今日は「~について書いてみよう」とテーマを絞って示したりすることも有効です。
 また,「でも(逆の内容)」「だって(理由)」「だから(結論)」「~けれど,~」「~に比べて」などのキーワードを,他教科の授業でも日ごろから活用して,書いたり話したりする指導も効果的です。
 掲示用ファイルなどを使って,みんなのカードが見られるようにしておくと,ほかから学ぶ場面もつくることができます。