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生活科の基礎・基本Q&A

生活科の授業づくりにかわる疑問

低学年の子どもたちに,生活上必要な習慣や技能を身に付けさせるためには,どんなことを心がければいいのでしょうか。

A

経験の積み重ねが,習慣や技能の習得につながります。

習慣や技能は,取り扱う内容の中で,展開に即して具体的に考えさせ,児童が身近な人々,社会及び自然と直接かかわり合う中で,機会をとらえて指導するようにしましょう。
 例えば,公園探検であれば,計画を立てる段階で,安全を考えてコースを決めさせたり,町の人へのあいさつや言葉遣い,安全な歩行の仕方について,道徳の時間と関連を図りながら,自分たちで約束をつくったりすることが考えられます。
 活動を振り返る段階では,「どんぐりをたくさん拾って楽しかった」など,公園が楽しく大好きな場所となっていることや,「小さい子にゆずってあげたら,喜んでくれてうれしかった」「あのおじさんが,いつもそうじしてるんだよ。ぼくもきれいに使おう」など,マナーを守ると気持ちがいい,大好きな場所だから大切にしたいという実感を伴った気付きを取り上げ,共感したり価値付けたりします。
 探検が何度も繰り返され,このような経験を積み重ねることが,習慣や技能の習得につながります。



A

習慣や技能は,「どうしたらいいのかな」と児童が意識したときに身に付けられるものです。

健康や安全,みんなで生活するためのきまり,言葉遣いや身体の振る舞いに関することなど,生活上必要な習慣には,

生活のリズムを整える・病気やけがの予防に努める・安全への意識を高める・道具や用具の準備,片付け,整理整頓・遊びのルールを守る・施設や公共の場所のルールやマナーを守る・時間を守る・適切なあいさつや言葉遣いができる・連絡や依頼の仕方が分かる

などが考えられます。
 また,体を使うこと,さまざまな道具を使うことなど,生活上必要な技能に関しては,

友達と仲良く遊ぶ・必要な道具を使って遊ぶ,ものを作る・動植物の世話ができる・電話や手紙などを使って連絡をする

などが考えられます。
 いずれも,学校探検や町探検,遊びの単元,取材や依頼など,具体的な活動で直接対象とかかわり合う中で,「どうしたらいいのかな」「こうしたら,うまくできるんじゃないかな」と児童が意識したときに身に付けられるものです。