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ベストエッセイ 2006 意地悪な人
定価:2,100円(本体2,000円)  四六判
ISBN978-4-89528-399-1
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日本文藝家協会編

編纂委員:
高田宏/林真理子/増田みず子/三浦哲郎/三木卓

2006年エッセイ・アンソロジー決定版。表題作をはじめ、人生の機微に触れる珠玉のエッセイ78篇を収録しました。子ども、老い、国際化、戦後60年など多様なテーマから“今”が見えてきます。

いい人にはエッセイは書けない、というのがかねてからの私の持論である。もちろん、「自宅の庭の桜の木に、小鳥がくるようになった」というほのぼのとしたエッセイは、やさしい人柄のおばさんも書くことが出来る。けれども世の中にインパクトを与え、「そうだ、そうなんだ」という声をあげさせるには、意地の悪い心を持たなくてはならない。
(林真理子「意地悪な人」より)


収録筆者&作品(目次順)

  
 三木 卓 アカボシゴマダラがいた!
 小島信夫 飴玉
 高橋順子 したがう耳
 林真理子 意地悪な人
 沢木耕太郎 「いのち」の記憶
 丸谷才一 海坂藩の釣り
 島田歌穂 「モバ」ハルちゃんNYを歩く
 黒井千次 「老いの形」見えぬ危うさ
 平田俊子 おういクモよ
 青来有一 爆心地の虫たち
 宗 左近 思い出の町は銀座
 藤沢 周
 張 競 海外進出した日本語
 鶴見俊輔 記憶を編みなおす
 金田一秀穂 金田一家をめぐる誤解
 戸井十月 ゲバラは眠れない
 古井由吉 越す
 四方田犬彦 コソヴォで観る黒澤明
 俵 万智 言葉の新芽すんすん
 奥本大三郎 昆虫少年の絶滅
 蜂飼 耳 さかのぼる詩の記憶
 伊藤桂一 桜のころ
 阿川弘之 「サツちゃん」の作者逝く
 小池昌代 死者を食う蟹
 小田島雄志 芝居翻訳者の楽しみ
 石川 好 饒舌な国インド
 小川洋子 知らないでいる
 リービ英雄 詩を翻訳する少年
 近藤富枝 十五日正午、緊迫のNHK放送室
 和合亮一 新年のナラワシ
 篠田桃紅 墨の声
 村松友 駿府の古本屋
 鴨下信一 漱石は名脚本家
 司 修 太陽と結婚する少女たち
 井上富雄 『ちびくろ・さんぼ』が帰ってきた
 村田喜代子 強い老婆どこ行った
 南木佳士 石仏になる
 立原えりか 天国からの年賀状
 永井路子 唐招提寺との歳月
 竹本住大夫 糖尿病が軍隊で治った
 高田 宏 ドストエフスキーと「子供」
 日高敏隆 鳥たち
 岩橋邦枝 鳥たちの食堂
 上原善広 中上健次のカレーライス
 矢野誠一 なかなか読めない『平家物語』
 増田みず子 夏休み一人ツアー
 林 京子 七十本の赤いバラ
 井上ひさし 庭先の真理
 出久根達郎 猫の怪談
 小澤 實 俳句になぜ季語を詠み込むか
 稲畑汀子 俳句で甦るあの時の思い
 大河内昭爾 おおらかな多産の作家
 加賀乙彦 春の花
 瀬戸内寂聴 半世紀の縁
 連城三紀彦 美人
 竹西寛子 人次第
 五木寛之 百寺の旅 千所の旅
 川上弘美 ふいうち
 荒川洋治 封筒の世界
 野見山暁治 二人の受賞者
 有玉青 メールの話
 新宮 晋 浮揚へのあこがれ
 坂上 弘 古い文献を新しく読む
 早坂 類 偏屈な子供
 長部日出雄 方言自由自在
 東野光生 補陀落―海の果て
 津島佑子 骨の話
 宮内勝典 北海道から沖縄へ
 梯久美子 骨を洗う
 岡井 隆 ほんのりと匂うもの
 田辺聖子 町のうわさ
 久世光彦 燐寸抄
 高井有一 万太郎の隠れ家
 矢作俊彦 英国のテロとこの国
 小島千加子 冥界の「ボレロ」
 古橋広之進 フジヤマのトビウオ、多摩川で泳ぐ
 岸本佐知子 珍しいキノコの収集
 吉村 昭 道づれ
 
 
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