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提言 日本の英語教育 ガラパゴスからの脱出

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提言 日本の英語教育 ガラパゴスからの脱出

小池生夫 編著

定価:本体2,500円+税 / A5判,288頁 / ISBN978-4-89528-734-0

日本の英語教育はなぜガラパゴス化したか

フェートン号事件(1808年)に始まった日本の英語教育。その歴史的展望から将来の国家戦略を探るとともに,「学習意欲」をキーワードに日本の英語教育の実態を捉える。

内容紹介

本書は,一般財団法人言語教育振興財団・英語小委員会が調査・研究を行ってきた「生徒の学習意欲を促進する要因と阻害する要因」を分析し,日本の英語教育の現状を明らかにするとともに,歴史的展望を踏まえつつ,小学校英語から大学の英語教育にわたって,広く将来の日本の英語教育の在り方について提言を行っている。

〈本書の3つのポイント〉
1. 生徒の学習意欲についての調査・研究を基に,実際に生徒を目の前にして英語を教える現場教師に知ってもらいたいことを整理。

2. 生徒の学習意欲について,「研究理論」や「生徒の実態」を紹介するとともに,具体的な「教師の在り方」や「授業の工夫」の提案を体系的に記述。

3. 文部科学省の「英語を英語で教える」や教育再生実行会議の「小学校英語の早期導入」の背景を歴史的な観点や国際比較の視点から解説。

目次

はじめに

第1章 日本の英語教育(1)―近代化からグローバル化への形成過程

  1.1 複合的な視点で見る日本の英語教育史
  1.2 近代化・西欧化を経て土着化する明治期の英語教育
  1.3 大正・昭和の英語教育の特徴
  1.4 戦後の英語教育復活とグローバル世界への発展
  1.5 戦後の英語教育の教授法発展の歴史的展望
  1.6 英語教育に関する学会や教育団体の創設と発展の歴史的展望

第2章 日本の英語教育(2)―国家戦略としての英語教育

  2.1 英語教育政策の国際比較
  2.2 学習指導要領の比較を通して見た各国の英語教育政策
  2.3 日本人ビジネスパーソンの英語コミュニケーション能力
  2.4 ガラパゴスからの脱出―まとめに代えて

第3章 学習意欲とは

  3.1 「やる気」のメカニズム
  3.2 学習意欲とは
  3.3 心理学における動機づけ理論
  3.4 第二言語習得における動機づけ
  3.5 日本人の英語学習意欲

第4章 アンケートから見た生徒の学習意欲

  4.1 学習意欲に関する調査と私たちの問題意識
  4.2 学校段階共通の学習意欲
  4.3 学校段階で変化していく学習意欲   
  4.4 学習意欲における男女間の格差

第5章 学習意欲に影響を持つ要因

  5.1 学習意欲に影響を及ぼす6つの要因
  5.2 肯定的な体験
  5.3 否定的な体験
  5.4 外国文化・外国人との接触体験
  5.5 機械的練習
  5.6 授業中に感じる不安感
  5.7 受験のための英語学習
  5.8 学習者の意欲を高めるために

第6章 生徒の学習意欲を促進する教師の在り方

  6.1 生徒の学習意欲に関わる「教師」
  6.2 教師の心構え
  6.3 授業力を高める
  6.4 生徒との信頼関係を築く

第7章 生徒の学習意欲を促進する授業の工夫

  7.1 学習意欲を促進する授業とは
  7.2 学習活動(skill-getting activities)を工夫する
  7.3 言語活動(skill-using activities)を工夫する

第8章 日本の英語教育への提言

  8.1 小学校の外国語活動への提言
  8.2 中学校の英語教育への提言
  8.3 高校の英語教育への提言
  8.4 大学の英語教育への提言

付録 日本の英語教育史年

  参考文献
  索引

一般財団法人言語教育振興財団・英語小委員会

  ○委員長
  小池生夫(こいけ いくお)
  慶應義塾大学名誉教授,明海大学名誉教授,
  一般財団法人英語教育協議会(ELEC)理事長

  ○委員
  倉住 修(くらずみ おさむ) 白百合女子大学英語英文学科准教授
  志村修司(しむら しゅうじ) 都立国際高校非常勤教員
  佐藤留美(さとう るみ) 東京都立西高等学校主幹教諭
  醍醐路子(だいご みちこ) 豊島区立教育センター勤務
  平出 敏(ひらいで さとし) 杉並区立東田中学校教諭

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