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ベスト・エッセイ2007

好評発売中

ベスト・エッセイ2007

日本文藝家協会編

編纂委員/高田 宏,林 真理子,増田みず子,三浦哲郎,三木 卓

定価:本体2,000円+税 / 四六判 / ISBN978-4-89528-409-7

「子供のころ,遊び仲間たちと夢中で外を飛び回っているうちに,いつの間にやら,打ちもしないのに皮膚に鎌で切ったような切り傷ができていることがあった。本人にはなんのおぼえもなくて,傷だけがある。そんなとき大人たちはカマイタチニヤラレタといった。鼬のような獣の仕業だと信じられていたのである。」
(三浦哲郎「老いたるいたち」より)

2007年エッセイ・アンソロジー決定版。表題作をはじめ,作家や歌人,漫画家や噺家など多様な分野で活躍する方々の選りすぐりのエッセイ75編を掲載しています。

収録作品&筆者

芥川賞のころ 庄野潤三
あこがれ 絲山秋子
生きる意味問いかけた文学 西岡光秋
遺作について 津村節子
老いたるいたち 三浦哲郎
偉大な独学者の魂 ― 白川静さんを悼む 谷川健一
上野,魚河岸 篠田桃紅
ダリの大発見 秋 竜山
「永遠のみどり」 竹西寛子
英語での「おしゃべり」 青野 聰
「ご隠居さん」もういない? 黒井千次
おごってくれた先輩 サトウサンペイ
「女・賢い」と「賢い・女」 なだいなだ
型にこだわり心へ至る 高橋睦郎
合掌あれこれ 山田詠美
消えた海岸 又吉栄喜
きみに肉体があるとはふしぎだ 清水哲男
行列からはみ出す 小川洋子
銀座の二人 沢木耕太郎
銀座のミツバチ 米倉斉加年
暗闇合宿 村田喜代子
健康的なワニの食べ方 椎名 誠
三木 卓
現代詩の長女,逝く ― 茨木のり子さんを悼む 新川和江
サーカスの記憶 稲泉 連
桜幻想 瀬戸内寂聴
桜吹雪の春の宵 阿川弘之
さらば『居酒屋兆治』 嵐山光三郎
栞の気分で 白石公子
耳順 鶴見俊輔
「室内」を閉ず 山本伊吾
十七ccの血 佐々木幹郎
秋霖のころ 馬場あき子
白の民俗学へ 前田速夫
人類みな兄弟 大庭みな子
相撲と和歌 丸谷才一
正座 久世光彦
生を語るために死を見つめる 熊谷達也
銭湯と雪道で 高田 宏
戦場のツーショット 川村 湊
戦争の子,東京の子 秋山 駿
その人は黒かった 蜂飼 耳
たかが流行,されど流行 津島佑子
武田泰淳の日記を読む ― 苦しみの根源あらわに 川西政明
『天皇の世紀』から日本史へ,世界史へ 柳家小三治
地縁 富岡多惠子
竹輪 川崎 徹
父のステーション 井坂洋子
土の力 司 修
ウンコの写真 佐野 洋
トイレの消灯 出久根達郎
読書はじめ 林 真理子
懐かしき死者たち 青山光二
肉食の思想 日高敏隆
眠い話 伊藤 礼
パレスチナまほろば 四方田犬彦
不死鳥のように 増田みず子
富士正晴氏と竹藪の家 高井有一
ふたりで老いる楽しさ 小田島雄志
「不注意にも深い嘆息」 藤原智美
名残の桜,流れる花 辺見 庸
布団乞食 石井光太
古池,その後 長谷川 櫂
文芸時評の思い出 荒川洋治
力道山の伏せ札 村松友視
マキノ映画の血筋 津川雅彦
守られている 大崎善生
耳の勉強 池内 紀
野球の「グローバリゼーション」 柄谷行人
夕張炭鉱で働いた文士,小山 清 川本三郎
ようやく老後がやってきた 吉行あぐり
吉村昭の姿勢 大河内昭爾
「よそいきの街」は今 浅田次郎
稜線を泳ぐ 南木佳士
わが墓参り 長部日出雄

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