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対話による鑑賞授業

 来年度から完全実施される新しい学習指導要領にも示されたように、美術における鑑賞を通した言語力育成が求められています。
 そんな中、全国各地の学校や美術館で行われる美術鑑賞の授業の形として、先生や学芸員の解説を一方的に聞くのではなく、生徒自身が主体的に発言をし、対話をしながら美術作品に対する見方や価値意識を深めていく「対話による鑑賞授業」が注目されてきています。

 このコーナーでは、日本初の対話による鑑賞教材の刊行に携わるなど、第一線で、「対話による鑑賞授業」の実践と研究に取り組んでおられる帝京科学大学教授の上野行一先生に、その魅力と取り組み方のポイントを、学校現場の先生からよく寄せられる質問に答えながら解説していただきます。
 

Q1 「対話による鑑賞授業」とは、どのようなものですか。
Q2 授業前の準備について教えてください
Q3 対話による鑑賞に適した作品とは、どのような作品でしょうか。
Q4 作品や作家に関することは教えなくてよいのでしょうか。
Q5  授業の初めには、どのようなことに注意すればいいでしょうか。 
Q6 生徒から発言が出てこない場合はどうすればいいでしょうか。
Q7 生徒の発言を引き出す上手な聞き方を教えてください。
Q8 生徒から出た意見を、どのようにまとめていけばいいでしょうか。
Q9 「対話による鑑賞授業」の評価は、どのようにしたらいいでしょうか。
Q10 中学校学習指導要領の解説では、指導計画の作成にあたり、“表現と鑑賞の指導の関連を図る”ことが求められていますが、「対話による鑑賞授業」を通して、表現と鑑賞の相互関連をどのように図ればよいでしょうか。



■上野 行一(うえの こういち)
  1952年大阪府生まれ。帝京科学大学こども学部教授。大阪教育大学大学院修士課程(美術教育学)修了。広告デザイナー、公立学校教諭、高知大学教育学部教授を経て、2010年より現職。2005年、3年をかけてアメリア・アレナスと共同で開発した『MITE!ティチャーズキット』(全3巻)を日本初の対話による鑑賞教材として刊行。著書に、『モナリザは怒っている!?』(淡交社)など。
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