つながり,深まる道徳の時間ー構成の工夫ー

1時間1時間の授業がつながり,年間を通して道徳的価値についての
学びを深めることができるような構成を目ざしました。
また,先生方が,生徒の成長をしっかりと見取り,
評価することができるよう工夫しています。

1年間を四つのシーズンに分けて
系統づける教材を

学校生活の実態と,それに伴う生徒の成長を考慮して,
年間の学習を四つの「シーズン」に分けました。

1年間の学びの流れ(例 3学年)

学びのテーマに応じて教材を「ユニット」化

シーズンの中には,学びのテーマに応じて「ユニット」を設けています。ユニットは,内容項目に関連のある複数の教材とコラムで構成されており,「ユニットのテーマ」を立てています。

例 3学年 シーズン3・ユニット「理想の社会を思い描く」
「勤労」「国の伝統と文化」「感動,畏敬の念」「向上心,個性の伸長」といった内容項目の教材をまとめ,理想の社会とはどのようなものか,そのために個人はどのように行動していけばよいのか,考えを深めていきます。

勤労
他人や社会のために働く意義について考える。

国の伝統と文化
受け継がれてきた日本文化のよさに気づく。

感動,畏敬の念
国や時を超えてつながる人々の思いを捉える。

向上心,個性の伸長
先人の言葉から個人の在り方や人との関係性を考える。

理想の社会を
思い描く

地域教材,自作教材への差し替えにも対応しやすく

巻末付録「先生方へ」では,内容項目ごとに教材を整理し,一覧にしています。この一覧を手がかりに,教科書教材と,地域教材や自作教材を差し替えることも可能です。

巻末付録「先生方へ」

学びを通して,自分の気づきや考えを書き留められる工夫

教材のてびきには,自分の気づきや心に残った他者の発言などを書き留めることができる「私の気づき」を,巻末の折込には,シーズンごとに自分の考えを書き留め振り返ることができる「学びの記録」を設けました。折込は切り離して使えるので,先生方が生徒の学びを見取り,評価する際にも活用することができます。

1時間1時間の振り返り

各教材のてびき

授業で学んだことから,感じたことや考えたことを書き留められる欄を,各教材ごとに設けました。

シーズンごとの大くくりな振り返り

巻末折込「学びの記録」

シーズンごとに自分の考えを書き留め,振り返ることのできるページを用意しました。


生徒にとってかけがえのない中学生時代を
いっしょに過ごす教科書として

教科書を開くと,作家あさのあつこさんによる書きおろしの巻頭詩が,まず生徒に語りかけます。中学校に入学したての1年生。中学校生活真っ只中の2年生。卒業を控えた3年生。生徒に等身大の気持ちが描かれています。また,各シーズンのとびらページでも,考え悩む登場人物が生徒たちに語りかけます。

巻頭詩から始まり,各とびらページの語りかけも含め,教科書全体が,1冊の物語のように,生徒と共に成長していく構成となっています。

3年 表紙
3年 巻頭詩
3年 シーズン1 とびらページ