学びやすい,教えやすい,構成の工夫

1時間1時間がつながる,1年1年が積み重なる

生活に即し,より効果的な学びを実現する構成の工夫

1年間を4部で構成した「学習のまとまり」

学校生活の実態と,それに伴う子どもたちの1年の成長を考慮して,1年間を四つの「学習のまとまり」に分けました。まとまりを分かりやすくするために,形と色で識別できるマークをそれぞれに付しています。

6年の場合

4・5月
新しい学級に慣れ親しみながら,自己を見つめる学習のまとまり
6~9月
学級づくりを中心に,友達などの他者との関わりを見つめる学習のまとまり
  • 夏休みを挟んだ児童の成長を意識しています。
10~12月
学級の醸成の中で,成長する自分と向き合い,より深く自己を見つめる学習のまとまり
1~3月
進級に向け,さらに広く深く人や社会との関わりを見つめる学習のまとまり

教材とコラムを組み合わせた「ユニット」で学びをより深く

現代的な課題について,多面的・多角的に考えることができるよう,年間に5か所(1,2年は2か所),教材とコラムを組み合わせた「ユニット」を設置。例えば,6年の「いじめ」をテーマにしたユニットでは,いじめをしない,させない,見過ごさない力を系統的に育成できるようにしました。

6年「いじめ問題」のユニット

教材①

「コスモスの花」

友達とはどんな存在なのかということについて考える。

6年p70

教材②

「泣き虫」

いじめを許さない心をもつ大切さについて考える。

6年p78

コラム

「いじめについて考え続けよう」

著名人からのメッセージを通して,いじめ問題について考える。

6年p81

学びを深め,つなげる,「内容項目の配列」

1時間1時間の学びが有機的に結び付くよう,内容項目間の関連に考慮し,指導の順序に適した教材配列を実現しました。

5年の10〜11月(p86-113)の配列

真理の探究

「真の看護を求めて ― ナイチンゲール」

真理を求め,諦めず道を進んだ人物について学んだ後で…

個性の伸長

「『自分らしさ』を見つめよう」

自分の特徴を見つめ,一人一人が個性をもっていることを学び…

友情,信頼

「友のしょうぞう画」

個性をもった者どうしが真の友情を育むとはどういうことなのか考え…

正直,誠実

「千羽づる」

その友情を育むためにも,自分や人に対して誠実であることや…

相互理解,寛容

「ブランコ乗りとピエロ」

互いに理解し合うことはなぜ大切なのかということについて考える。


道徳を学ぶ目的と学習活動を示した「道徳の時間は」

2〜6年の冒頭に,主体的に考え,話し合うことが道徳の授業であることを示す,「道徳の時間は」を設けました。「授業開き」での活用はもちろん,必要なときにいつでも見ることができます。「考え,議論する道徳」のイメージが子どもたちにも伝わるようにしました。

3年p4-5
5年p4-5

道徳の学びと実際の世界とのつながりを見渡せる

1年間に学ぶ道徳の内容が,自分と実際の世界とをどのようにつないでいるのかを見渡せるページを設けました。道徳の学びは一つ一つ独立したものではなく,それらは関連しながら自分と世界をつないでいるのだということを,視覚的に示しました。

4年巻末付録

学びの視点,主題をわかりやすくナビゲート

巻末には,全教材の内容項目や主題等が確認できる一覧を掲載しました。現代的な課題との関わり,他教科・領域との関わりも明確にしました。年間を通して行う道徳教育に役立てることができます。

3年巻末