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スペシャルインタビュー「ヨシタケシンスケが動物を描かない理由」

「飛ぶ教室」のご紹介

2016年8月5日 更新

「飛ぶ教室」編集部 光村図書出版

児童文学の総合誌「飛ぶ教室」に関連した企画をご紹介していきます。

スペシャルインタビュー「ヨシタケシンスケが動物を描かない理由」

人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんの連載「日々臆測」が「飛ぶ教室」46号から始まりました。それを記念し、本誌には特集「どうぶつ童話、どう?」にちなんだスペシャルインタビューも掲載。動物を描かない理由から見えてきた、ヨシタケさんが絵本で大事にしていることを、誌面から抜粋して少しご紹介いたします。

画像、46号紙面

ヨシタケシンスケ作「日々臆測」より。

ヨシタケさんの絵本には、動物があまり出てきませんね。

ヨシタケ 動物は意図的に出していないですね。僕は描く時の基本ルールに、自分がよくわからないものは描かないというものがあるんですが、その最たるものが「動物」なんです。

子どもの頃から、動物の出てくるお話に違和感がありました。種類が違う動物同士でなぜ会話できるんだろうって、不思議で……(笑)。動物は人間と身体の仕組みが違うから、動物の考えていることは人間が考えているそれとは違うんだろうとも思うんです。そういう子どもの頃からの気持ちを、作り手になった現在も大事にしています。

あと、イラストや絵本をやってきてわかったんですが、僕が魅かれているのは「人間が人間として考える面白さ」なんです。特に絵本では、普段の生活の中にある不安だったり不満だったり面白さだったりが出発点になって、最後もそこに戻ってくるお話にしたい。そんなふうに思っています。

続きは、「飛ぶ教室」46号で!

飛ぶ教室 第46号(2016年夏)

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