一週間前
銀色のシャープペンシルを拾う。
理科の授業
健二
僕
卓也
「卓也のシャーペン
とったのか。」
「自分で買ったんだぞ。」
「そのシャーペン,
僕のじゃ……。」
疑い
疑い
放課後
シャーペンを卓也のロッカーにこっそり返す。
シャーペンが見つかる。
家
「疑っていたんだ。ごめん。」
・このままでいいのか。
・黙っていればいい。
突然,「ずるいぞ。」
という声が聞こえた。
卓也の家に向かって歩きだした。
合唱コンクール
パートリーダーなのに練習を怠ける。
学年最下位
「みんながちゃんとやってくれなくて。」
章雄「ずるいぞ。」