みつむら web magazine

第17回 命一つ 誰かを笑顔に してみたい

空を見上げてみよう

2022年2月1日 更新

山中 勉 宇宙航空エンジニア

山中勉さんが各地で行っている出前授業の様子や、生徒が紡いだ五・七・五の言葉をご紹介します。

オンライン出前授業を共創

命一つ 誰かを笑顔に してみたい キラ(中3)

星友のみなさん、こんにちは。新しい年を迎えましたね。おかわりありませんか? IHIの山中です。

さて、昨年末に、星友先生からのリクエストにお応えし、オンライン出前授業を共創いたしました。出前先は、日高市立武蔵台中学校(松崎 努 校長先生、町田 千尋 先生ほか)、平戸市立中野中学校(立石 明光 校長先生、青崎 量子 先生ほか)、女川町立女川小・中学校(伊藤 拓巳 校長先生、及川 育美 先生、青沼 慧 先生)です。

まず、女川小・中学校では、中1、2、3の星友が宇宙俳句づくりに挑戦されました。女川町での宇宙連句づくりは、2011年5月以降、今回で20回目を数えます。冒頭の句は、キラさん(中3)の句です。ステキなエールありがとうございます。作品集には、星友のみなさんへの感謝の言葉も紡がれています。作品集(PDF)を添付いたします。

学校C 女川町立女川小・中学校の作品集(20)

また、武蔵台中学校では、中1のみなさんが、宇宙俳句創りや出身小学校への宇宙俳句創りの出前授業(IHI職場体験)に挑戦し、大活躍されました。中野中学校では、中1、中2の星友が学年を越えた宇宙連句づくりに挑戦しました。クリスマスを前に心が温まりました。このように、星友の輪が深まり、広がっています。これからも頑張ります!

山中勉(やまなか・つとむ)

1958年、東京都生まれ。宇宙航空システムエンジニア。(株)IHIエアロスペースにて宇宙航空事業や国際宇宙ステーション(ISS)の一般利用を発案し実証。宇宙航空研究開発機構(JAXA)主幹研究員、日本宇宙フォーラム主任研究員を経て、2013年より(株)IHIで社会貢献活動としてISSを利用した学校授業を共創している。
東日本大震災では宮城県女川町や各地の学校での出前授業を行い、五・七・五の言葉などの作品をISSに届ける活動を続けている。

関連記事

記事を探す

カテゴリ別

学校区分

教科別

対象

特集