Q.
漢字指導の際、「止め」や「払い」など、教科書の文字のとおりに教えなければいけませんか。
A.
漢字指導は、小学校学習指導要領(国語)の「学年別漢字配当表」に示された字体(=文字の骨組み)を標準とします。光村図書の「国語」や「書写」教科書でも、「学年別漢字配当表」にのっとりながら、漢字の同じ部分に一貫性をもたせた「光村教科書体」を使用しています。また、「書写」教科書の硬筆・毛筆の手書き文字も、光村教科書体と同じ字形で書かれています。
しかし、「学年別漢字配当表」に示された字体や「光村教科書体」は、漢字を手書きする際の一つの例にしかすぎません。「学習指導要領解説 国語編」にも、「『学年別漢字配当表』に示された漢字の字体を標準として指導することを示している。しかし、この『標準』とは、字体に対する一つの手掛かりを示すものであり、これ以外を誤りとするものではない。」とあります。別の文字と見分けられないものや、漢字の構成を無視したバランスのものでないかぎり、間違いではないということです。
2016年2月に文化庁から「常用漢字の字体・字形に関する指針」が出されました。この指針では、多様な字形のあり方を示しています。指導の際の参考にしてください。
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