川上 康則 東京都立矢口特別支援学校主任教諭
子どもたちとの距離を埋めるための大事なポイントを整理して、具体的に解説します。
誰もが「子ども時代」を通ってきたはずなのに、子どもの気持ちが見えなくなるのはなぜでしょうか。それはきっと、大人になるにつれて子どもの頃に抱いていた気持ちとの距離が生まれてしまうからだと思います。教育や子育てでは、子どもをより深く理解することが何より大切だと言われています。本連載では、子どもたちとの距離を埋めるための「そこ大事!」と思えるポイントを整理していきます。
川上 康則
1974年、東京都生まれ。東京都立矢口特別支援学校主任教諭。公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。立教大学卒業、筑波大学大学院修了。肢体不自由、知的障害、自閉症、ADHDやLDなどの障害のある子に対する教育実践を積むとともに、地域の学校現場や保護者などからの「ちょっと気になる子」への相談支援にも携わる。著書に、『子どもの心の受け止め方』(光村図書)、『〈発達のつまずき〉から読み解く支援アプローチ』(学苑社)など。
目次
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第12回 物事の受け止めが極端な子 ――認知の歪み(Cognitive Distortions)
2022年4月26日 更新
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第11回 ネガティブな断定にとらわれそうになったら ――ラベリング(Labeling)
2022年3月29日 更新
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第10回 子どもが大人に求める関わり ――安全基地(Secure Base)
2022年3月1日 更新
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第9回 叱られたときに自分を守る行動を取る子 ――適応機制(Adjustment mechanisms)
2022年1月27日 更新
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第8回 他者にうまく頼れない子 ――援助要請行動(Help-seeking Behavior)
2021年12月24日 更新
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第7回 姿勢が崩れがちで動きがぎこちない子 ――ボディイメージ(Body Image)
2021年11月16日 更新
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第6回 ネガティブな報告ばかりする子 ――仮想的有能感(Assumed competence)
2021年10月19日 更新
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第5回 大人による価値基準の押し付け ――プロクルステスの寝台(Procrustean bed)
2021年9月9日 更新
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第4回 大人を振り回す子 ――お試し行動(Limit Testing)
2021年7月21日 更新
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第3回 やる気のない無気力な子 ――学習性無力感(Learned Helplessness)
2021年6月23日 更新