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赤木かん子の読書Q&A

学校図書館(実技編)

図書館の部屋づくりのポイント

部屋を明るくする工夫
写真1
写真1
先日,愛媛県新居浜市の船木小学校の改装をしました。

この学校は(ほかもだいたい同じようですが)部屋の中に高段書架が何列も立ち並び,しかも基色が茶色なので,狭くて暗い雰囲気になっていました。そのうえ部屋の突きあたりに,天井まで高さがある小型の本しか入らない本棚が一面にあり,しかも作り付けで動かすことができません。どうしようかと考えたあげく,その作り付けの書架の前に,小学校にしては高すぎるその高段書架を向き合わせて平行に並べ,内側を書庫にしました。(写真1)
写真2
写真2
もちろん,天井から書架の上までの間は見えてしまうので,メートル100円の生地を買ってきて,書架のてっぺんのところからガンタッカー(ホッチキスの親分みたいな道具です)でつけました。(写真2)
新しく配置した書架の前には絨毯を引き,48(よんはち)の生き物を置きました。だって,この空間はエンターテイメントだもんね。
写真3
写真3
窓際書架の上には,書架が足りないという理由で一段の書架を乗せてありましたので,それをはずし,ペンキを塗って,椅子&書架として絨毯まわりに置きました。(写真3)
絨毯にはぬいぐるみ(できるだけ大きいもの,男子に人気です)も置き,机にはテーブルクロスをかけました。
写真4
写真4
トータルコーディネートを考えないといけませんが,色を入れると部屋は明るくなります。面積の大きいカーテンとテーブルクロスは,部屋のコーディネートを考えるうえでキーポイントとなります。色合わせをするときは,どうしても変えられないもの,動かせないもの,を芯にして考えます(たいていは,椅子の背もたれですね。ここがピンクだったりしたら,目立たなくなるようにデザインします)。船木小学校の場合,塗れるところは全部白ペンキを塗りました。(写真4)
部屋は見違えるように明るくなり,今は毎日200人以上の子どもたちが来てくれるようになりました。

舟木小学校 図書室 全体図

舟木小学校 図書室 全体図
A:壁付き,作り付けの書架。高さは天井まである。
  (A4書籍は入らない)
B:A4書籍が入る5段書架。この4本の書架に,“48(よんはち)”
  (生物)を全部入れる。
C:A4書籍が入る2段書架。絵本を入れる。
D:2段・両面・2連書架。カーペット側には絵本,外側には恐竜・乗り物・クイズを入れる。
E:窓のところにあった1段2連書架。(用務員さん製作)ペンキを塗って,
座布団を置いて,“椅子&書架”にしたところ,6年の男子に人気!
F:国語
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