うれしい学び
2026年3月19日 更新
かおりんごむし イラストレーター
イラストレーターのかおりんごむしさんが、日常の中で目にした二人のお子さんの“学びの姿”をご紹介します。
第36回 ほかほかの手紙

数年前のこと。
コロナ禍で、家族みんなで楽しみにしていた娘の保育園の卒園式は、感染予防対策をしながら、予定より短い時間で行われることとなりました。
息子も小さい頃からお世話になっていた保育園なので、卒園児として一緒に参加する予定でしたが、感染予防のため、参加人数も少なくなってしまい、その日はおうちにお留守番となってしまいました(ばぁばと一緒に)。
式の時間が短くなるので、保育園の先生とゆっくり話す時間もないと思い、私と子どもたちでありがとうの手紙を書くことにしました。
何を書いていいかわからない娘にいろいろとアドバイスをしたりして、「だいすき!」から始まる、とてもステキな手紙が完成しました。
私は、ちょこっとメッセージを書くつもりが、思いがあふれすぎてかなりの長文になってしまいました(笑)。
当日、娘はお兄ちゃんに「まかせてや!」と言って、張り切って出かけました。
卒園式はあっという間に終わってしまい、お別れの時間になりました。
もじもじしてなかなか手紙を渡せない娘。
どうやら、翌日も保育園に来ると思っていたようでした。
もう保育園に来ないことがわかると、急いで先生のところに走っていきました。
ありがとうの手紙を渡す前に、娘は家族全員からの「ありがとう」を伝えていました。
ずっと手に持っていた手紙は、しっとり、ほかほかになっていました。
先生は、とても喜んでくれていました。
ありがとうが伝わりました!
かおりんごむし
イラストレーター
京都府在住。息子、娘、夫との4人暮らし。日々のほっこり&小さな幸せを漫画にして、ブログ・SNSやWeb記事などで公開している。創作のテーマは「1日1日大切に過ごしたい」。
ブログ:かおりんごむしのほっこりブログInstagram:@kaoringomushi
Twitter:@kaoringomushi
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