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2026年1月20日 発売
藤田晃之、長田徹 編著
定価:2,200円 / A5判(210㎜×148㎜)/ 256ページ / ISBN978-4-8138-0684-4
子どもが学ぶ意義を実感し、自ら学び続け、社会の中で幸せになるために――今、もっとも必要な「キャリア教育」の全てがわかる本。
内容紹介
子どもが学ぶ意義を実感し、自ら進んで学び続け、社会の中で幸せになれるようにするために――学校教育において今、求められているのが「キャリア教育」です。
この1冊で、「キャリア教育」の考え方・始め方・見直し方が、全てわかります。
小・中・高の各学校の、具体的で取り組みやすい実践例を掲載。
自校で今すぐ取り入れられる点が見えてきます!
目次
はじめに――キャリア教育は、「学校の学び」を「子どもの将来の幸福」につなげる
○第1章 学校教育全体で進めるキャリア教育
○第2章 福島県・棚倉町立棚倉小学校の実践
○第3章 兵庫県・朝来市立朝来中学校の実践
○第4章 熊本県・熊本市立必由館高等学校の実践
○第5章 学びを振り返り見通すキャリア教育
○第6章 東京都・大田区立矢口東小学校の実践
○第7章 福井県・福井市至民中学校の実践
○第8章 岡山県・岡山県立玉島商業高等学校の実践
キャリア教育・座談会1 キャリア教育を子どもの成長の指針に
キャリア教育・座談会2 子どもたちを見取り、未来につなげるキャリア教育
「むすび」にかえて――キャリア教育を〝学校教育改善の理念〟に
◎データが示すキャリア教育の成果~「キャリア・パスポート」の活用と教育的効果~
編著者からのコメント(本書より)
「生涯続く学び」と、「学校での学び」のつながりを見通すことは、キャリア教育にとっての最重要課題です。 キャリア教育は、この達成を図りつつ、各学校が目の前の子どもたちの現状を踏まえて設定した「基礎的・汎用的能力」の向上をめざす教育活動です。
――藤田晃之
キャリア教育は、ややもすると、職業に関する体験活動や進路指導といった狭いものと捉えられがちです。 ですが、本来は、子どもが自らのキャリア形成のために必要な様々な「基礎的・汎用的能力」を育てていくものであり、学校教育改善の理念なのです。
――長田徹
編著者
藤田晃之(ふじた・てるゆき)
筑波大学人間系教授、博士(教育学)。
1993年、筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。その後、中央学院大学商学部助教授、筑波大学教育学系助教授、デンマーク教育大学院(現:オーフス大学大学院教育学研究科)客員研究員、筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授などを経て、2008年より文部科学省。初等中等教育局児童生徒課生徒指導調査官(キャリア教育担当)、同局教育課程課教科調査官(特別活動担当)、国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センター総括研究官を兼務。2013年より現職。現在、日本キャリア教育学会会長、日本教育制度学会理事。
長田徹(おさだ・とおる)
文部科学省 初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所 教育課程研究センター教育課程調査官(併)生徒指導・進路指導研究センター客員研究員。東北福祉大学教育学部教育学科教授。
宮城県・仙台市の公立学校教諭、仙台市教育委員会学校教育部教育指導課指導主事、同確かな学力育成室指導主事として学力向上、キャリア教育を担当。2011年より文部科学省。初等中等教育局児童生徒課生徒指導調査官、同高校教育改革PT生徒指導調査官、国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センター総括研究などを経て、2023年より現職。現職では、キャリア教育(進路指導)や特別活動を担当。
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