教科書クロニクル 小学校編
2023年6月29日 更新
あなたが小学生・中学生だったころ、国語の教科書にはどんなお話が載っていたでしょう。「教科書クロニクル」で記憶をたどってみませんか。
丘の上の学校で
那須貞太郎
あめ玉
新美南吉
のどがかわいた
ウーリー=オルレブ 母袋夏生 訳
見立てる
野口 廣
生き物は円柱形
本川達雄
百年後のふるさとを守る
河田惠昭
われは草なり
高見 順
収録
大造じいさんとガンあらすじを読む
椋 鳩十
天気を予想する
武田康男
千年の釘にいどむ
内藤誠吾
雪女
松谷みよ子
ゆるやかにつながるインターネット
池田謙一
わらぐつの中の神様あらすじを読む
杉 みき子
幽霊をさがす
マーガレット=マーヒー 石井桃子 訳
ニュース番組作りの現場から
清水建宇
他の学年は、こちらから。
大造じいさんが若い頃のお話です。冬、栗野岳のふもとの沼地には、たくさんのガンがやって来ます。猟師の大造じいさんは、ガンをしとめようと知恵を絞りますが、毎年、群れの頭領である残雪に見破られてしまいます。 ある年、おとりに使ったガンがハヤブサに襲われたとき、身を挺してそれを助けたのは残雪でした。その堂々とした態度に心打たれた大造じいさんは、残雪の手当てをして、次の春に空へと放したのです。「おうい、ガンの英雄よ。」「また堂々と戦おうじゃあないか。」そうよびかける大造じいさんの顔は、晴れ晴れとしていました。
雪の降る夜、マサエがおばあちゃんから聞いたお話です。 昔、近くの村に住む娘がわらぐつを編んで朝市に並べました。不格好でしたが、履く人のために心を込めて娘が編んだわらぐつです。朝市のたびに若い大工さんが買ってくれました。「使う人の身になって、心をこめて作ったものには、神様が入っているのと同じこんだ。それを作った人も、神様とおんなじだ。」大工さんはそう言って、おまえが自分のところに来てくれたら、神様みたいに大事にする、と続けました。娘は大工さんのところへお嫁に行きました。娘は、マサエのおばあちゃんだったのです。
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平成17年度版(平成17年~平成22年使用)1年
光村図書出版
平成17年度版(平成17年~平成22年使用)6年
平成8年度版(平成8年~平成11年使用)1年
2024年9月13日 更新
第6回
2年下巻「みきのたからもの」
小木和美
大田区立高畑小学校主任教諭
2024年9月6日 更新
第5回
2年下巻「紙コップ花火の作り方/おもちゃの作り方をせつめいしよう」
大村幸子
お茶の水女子大学附属小学校教諭
2024年8月19日 更新
第30回
第30回 希望の詩 宇宙に行けたよ ありがとう
山中 勉
宇宙航空エンジニア
2024年7月26日 更新
第1回
第1回 教科書用紙のひみつ
新たな色覚の文化を創りたい
光村図書 広報部
2024年7月24日 更新
夏休み! 国語辞典と仲良くなろう
西村 まさゆき
ライター