教科書クロニクル 小学校編
2023年6月29日 更新
あなたが小学生・中学生だったころ、国語の教科書にはどんなお話が載っていたでしょう。「教科書クロニクル」で記憶をたどってみませんか。
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小さい白いにわとりあらすじを読む
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中川李枝子
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ぶらんこ
岡村 民
犬があるく
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チックとタックあらすじを読む
千葉省三
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小さい白いにわとりが「この麦、誰がまきますか?」と尋ねると、ぶたも、ねこも、犬も、「いやだ」と答えます。小さい白いにわとりはひとりで麦をまき、大きくなった麦の前で「誰が刈りますか?」と尋ねると、今度もみんなから「いやだ」という答えが返ってきます。 「粉にひきますか?」と尋ねても、「パンに焼きますか?」と尋ねても、答えはやっぱり「いやだ」。小さい白いにわとりはひとりで粉にひき、パンに焼きました。 でも最後に、「このパン、誰が食べますか?」と尋ねると、ぶたも、ねこも、犬も、いっせいに「食べる」と答えました。
1年2組の子どもたちが学校の校庭で体操をしているとき、空に現れたのは、大きな雲のくじら。子どもたちに合わせて体操やかけ足をするその姿を見て、みんなは、「くじらはきっと学校が好きなんだ」と考えます。 「ここへ おいでよう。」と誘うと、「ここへ おいでよう。」と誘い返すくじらの言葉を聞いて、子どもたちはみんなで手をつなぎ、くじらに向かってジャンプをし始めます。「天まで とどけ、一、二、三。」というかけ声とともに――。
おじさんのうちのボンボン時計が12時を打つと、その中から赤い三角帽子をかぶった二人の小さい子どもが現れました。チックとタックです。おじさんが寝たふりをしていると、おなかぺこぺこの二人は、台所でつまみ食いを始めます。でも、おすしを食べたとき、からいわさびで罰が当たりました。二人の叫び声を聞いたおじさんがプッと吹き出すと、二人は驚いて時計の中へ。 翌朝のボンボン時計の音は、ジッグ、ダッグ――わさびのせいで、チックとタックの喉がかれてしまったのでしょう。
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