横尾忠則さんへの手紙

横尾忠則さんへの手紙の表紙

発売中

2019年10月18日 発売

酒井忠康 著

定価:2,200円 / A5判、160ページ / ISBN978-4-8138-0263-1

横尾さんとのお付き合いは
比較的近年のことであるけれども、
その仕事の圧倒的な質量の堆積には、
しばしば感嘆させられてきたというのが、
正直なわたしの感想である。
しかもいまなお活火山のごとくに
噴煙をあげている。
                                   ―あとがきより
 
 
冒険王・横尾忠則氏へ捧げる、美術評論家・酒井忠康氏からの11篇のエール!

内容紹介

世田谷美術館館長であり美術評論家でもある酒井忠康氏が、展覧会図録や新聞記事、書籍等に発表した数々の文章・対談から厳選し、1冊の本にまとめました。裏話的な話題だけではなく、美術評論家という立場で、難解ともいわれる横尾忠則氏の作品を紹介し、愛情をもって論じています。

旧知の間柄である画家に対する、酒井忠康氏からのエールともいうべき読み応えのある1冊! 横尾忠則氏の作品はもちろん、氏のアトリエなどもカラーで多数紹介しています。

P.60-61
P.98-99

著者プロフィール

酒井忠康(さかい・ただやす)

美術評論家。1941年、北海道生まれ。慶應義塾大学文学部卒。1964年、神奈川県立近代美術館に勤務し、同美術館館長を経て、2004年より世田谷美術館館長。主な著書に、『海の鎖 描かれた維新』(小沢書店、1977年)、『開化の浮世絵師 清親』(せりか書房、1978年)、『若林奮 犬になった彫刻家』(みすず書房、2008年)、『早世の天才画家』(中公新書、2009年)、『彫刻家との対話』(未知谷、2010年)、『鞄に入れた本の話』(みすず書房、2010年)、『ダニ・カラヴァン』(未知谷、2012年)、『覚書 幕末・明治の美術』(岩波現代文庫、2013年)、『ある日の画家 それぞれの時』(未知谷、2015年)、『鍵のない館長の抽斗』(求龍堂、2015年)、『芸術の海をゆく人 回想の土方定一』(みすず書房、2016年)、『展覧会の挨拶』(生活の友社、2019年)など多数ある。光村図書中学校・高等学校『美術』代表著者。

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