
発売中
2014年12月2日 発売
上野行一 著
定価:2,750円 / A5判、296ページ / ISBN978-4-89528-894-1
対話による美術鑑賞の実践と研究に長年取り組み、教育現場への普及に尽力してきた上野行一先生(帝京科学大学教授)の、『私の中の自由な美術』に続く新刊です。本書は対話による美術鑑賞の、日本における決定版ともいえるでしょう。ぜひ『私の中の自由な美術』と合わせてお読みいただき、授業にお役立ていただければと思います。
目次
序章 対話による美術鑑賞とは?
第1部 対話による美術鑑賞の理論と歴史
1章 対話による美術鑑賞はどのように生まれてきたのだろう
2章 対話による美術鑑賞はどのように浸透していったのだろう
3章 対話による美術鑑賞の多様性から学ぶ
4章 対話による鑑賞とVTSは同じだろうか
第2部 対話による美術鑑賞の授業について
1章 授業の前に行うこと
2章 授業の進め方
3章 授業の実際
結びにかえて
解説(青柳正規 東京大学名誉教授)
参考資料
著者プロフィール
上野行一(うえの・こういち)
元帝京科学大学教授。1952年大阪府生まれ。大阪教育大学大学院修了。広告デザイナー、公立学校教諭、高知大学教育学部教授、帝京科学大学教授を務める。1998-99年に豊田市美術館、川村記念美術館他で開催された「なぜ、これがアートなの?」展をきっかけに、いちはやくアカデミズムの分野から「対話による美術鑑賞」に注目し、分析と実践を通じて教育現場への応用と普及に取り組む。2005年、元ニューヨーク近代美術館教育部講師アメリア・アレナスと共同で開発した対話による鑑賞教材『Mite! ティーチャーズキット』(全3巻)を日本で初めて刊行。著書に『まなざしの共有』(監修、淡交社)、『モナリザは怒っている!?』(奥村高明との共著、淡交社)などがある。
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書籍情報

発売中
2015年4月25日 発売
エグゼクティブは美術館に集う
「脳力」を覚醒する美術鑑賞
奥村高明 著
定価:2,145円 / A5判、192ページ / ISBN978-4-89528-895-8