空を見上げてみよう
2019年9月24日 更新
山中 勉 宇宙航空エンジニア
山中勉さんが各地で行っている出前授業の様子や、生徒が紡いだ五・七・五の言葉をご紹介します。
たくさんのご応募ありがとうございました!
本連載第6回で、星に届ける作品を応募したところ、国内外の中学校約20校から、2000に迫る作品をお送りいただきました。全国のみなさま、ステキな作品をお送りいただき、ありがとうございました。ご協力いただいた学校の一部は以下の通りです。
・青森県六ケ所村立千歳中学校
・福島県立ふたば未来学園中学校
・新潟県立村上中等教育学校
・埼玉県戸田市立喜沢中学校
・東京都品川区文教大学附属中学校
・東京都瑞穂町立瑞穂中学校
・東京都瑞穂町立瑞穂第二中学校
・神奈川県横浜市立岡津中学校
・愛知県南知多町立内海中学校
・愛知県名古屋市立守山東中学校
・滋賀県米原市立米原中学校
・兵庫県豊岡市立豊岡南中学校
・兵庫県神戸山手女子中学校
・佐賀県武雄市立北方中学校
・テルフォード日本人補習授業校 (イギリス) etc…
作品の一部をご紹介させていただきます。以下をご覧ください。
また、お送りいただいた作品は、本年11月に予定されている女川中学校への出前授業の際、女川の生徒さんへもお伝えする予定です。
みなさまの作品を収録したSDメモリカードは、7月30日(火)に、JAXAへ引き渡しました。(株)IHIの職場体験の一環で、東京都瑞穂町立瑞穂中学校の生徒さんをJAXAつくば宇宙センターへご案内し、SDメモリカードをJAXA職員の方へ手渡してもらいました。
そのSDメモリーカードは、9月11日(水)午前6時33分ごろ(日本標準時)、種子島宇宙センターから「こうのとり」8号機で国際宇宙ステーションへ打上げられる予定です。著者が勤務し、社会貢献活動をしている(株)IHIの協力により無償で打上げます。(株)IHIは、国際宇宙ステーション、「こうのとり」宇宙船、H2Bロケットの製造に参加しています。
国際宇宙ステーションへの到着は、9月14日(土)夜(日本標準時)の予定です。国際宇宙ステーションは、肉眼で星として見ることができます。見える時間は、下記のJAXA公式サイトをご参照ください。インターネットでのライブ中継も予定されているようです。打上成功を祈念しております。
※ 9月11日(水)に予定されていた打ち上げは中止となり、
9月25日(火)午前1時05分頃(日本時間)に延期されました。
最後に、来年の夏ごろにも次の打上げを予定しています。皆様のご参加をお待ち申し上げております。
山中勉(やまなか・つとむ)
1958年、東京都生まれ。宇宙航空システムエンジニア。(株)IHIエアロスペースにて宇宙航空事業や国際宇宙ステーション(ISS)の一般利用を発案し実証。宇宙航空研究開発機構(JAXA)主幹研究員、日本宇宙フォーラム主任研究員を経て、2013年より(株)IHIで社会貢献活動としてISSを利用した学校授業を共創している。
東日本大震災では宮城県女川町や各地の学校での出前授業を行い、五・七・五の言葉などの作品をISSに届ける活動を続けている。