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第4回 各地の中学生が紡いだ七・七

空を見上げてみよう

2018年12月25日 更新

山中 勉 宇宙航空エンジニア

山中勉さんが各地で行っている出前授業の様子や、生徒が紡いだ五・七・五の言葉をご紹介します。

各地の中学生が紡いだ七・七

全国各地で出前授業を行っている山中勉さん。今回は、東日本大震災被災地の宮城県女川町の中学生が紡いだ五・七・五の言葉を受けて、佐賀県や東京都の中学生が紡いだ下の句を紹介します。

女川の中学生が詠んだ句に下の句を

山中さんは長年にわたり、毎年春と秋に宮城県女川町を訪れ、出前授業を行っています。今年5月にも、女川町立女川中学校を訪れ、生徒たちに今の気持ちを五・七・五の言葉で紡いでもらいました。

女川の中学生がこれまでに紡いだ100句は、PDFでご覧いただけます※ 2018年5月に詠まれた句は76~100番です。

そして、本連載の第2~3回でご紹介した通り、今年7月には、佐賀県武雄市立北方中学校で出前授業を行いました。その授業では、女川の生徒たちが詠んだ五・七・五の句を紹介し、好きな句を自由に選んで七・七の下の句をつけてもらいました。

北方中の生徒がつけた七・七の下の句
右が女川中学校の生徒が紡いだ五・七・五、
左が北方中学校の生徒が紡いだ七・七

北方中の生徒が紡いだすべての下の句はPDFでご覧いただけます。

北方中の生徒が紡いだ下の句 (134KB)

また、山中さんは、東京都瑞穂町立瑞穂中学校でも定期的に出前授業を行っており、今年11月、瑞穂中学校でも、女川の中学生が詠んだ句に対して下の句をつけてもらう授業を行いました。瑞穂中学校の生徒が紡いだ下の句も、併せてご紹介します。

瑞穂中の生徒が紡いだ下の句(183KB)

いかがでしょうか? ユーモアにあふれたものから、思わずはっとさせられるものまで、多彩な下の句がつけられています。本連載でも、みなさまからの下の句を募集しています。引き続き、ご応募お待ちしております!

次回は、女川中学校での出前授業の様子をお伝えします。

山中勉(やまなか・つとむ)

1958年、東京都生まれ。宇宙航空システムエンジニア。(株)IHIエアロスペースにて宇宙航空事業や国際宇宙ステーション(ISS)の一般利用を発案し実証。宇宙航空研究開発機構(JAXA)主幹研究員、日本宇宙フォーラム主任研究員を経て、2013年より(株)IHIで社会貢献活動としてISSを利用した学校授業を共創している。
東日本大震災では宮城県女川町や各地の学校での出前授業を行い、五・七・五の言葉などの作品をISSに届ける活動を続けている。

ISSを利用した学校授業の詳細はこちらから

女川の中学生への返句を募集します!

女川の中学生がこれまでに紡いだ100句の中から、印象に残った句を選び、七・七の下の句をつけてみませんか?
受け付けはメールで行います。件名は「空を見上げて」とし、本文に100句の中から選んだ句と、七・七の下の句、メッセージ(任意)、必要事項(ご住所、お名前(ふりがな)、年齢、ご職業・学年)を記載し、下記アドレスにお送りください。お送りいただいた句は、随時このウェブマガジンで紹介します。句は匿名で掲載いたします。

光村図書出版 第三編集部 広報課
E-Mail:koho@mitsumura-tosho.co.jp

女川の中学生がこれまでに紡いだ100句は、PDFでご覧いただけます。

女川の中学生が紡いだ五・七・五の言葉(154KB)

※ 応募受付は締め切りました。 たくさんのご応募ありがとうございました。

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