空を見上げてみよう
2022年11月30日 更新
山中 勉 宇宙航空エンジニア
山中勉さんが各地で行っている出前授業の様子や、生徒が紡いだ五・七・五の言葉をご紹介します。
青空は もうすぐそこだ さあ歩もう
青空は もうすぐそこだ さあ歩もう
こんぺいと(ヒューストン日本語補習校、中2)
雨もやんだし お日様見えたし
盛田 英夫・IHI
明日も晴れかな さあ 手をつなごう
吉田 直樹・光村図書
タイトルで紹介したこんぺいとさんの句に、「そらゆめことば同盟」から下の句が寄せられました。
「そらゆめことば同盟」は、IHIと光村図書の有志(社長、取締役、社員)が結成した「地球人のあいさつ」応援グループです。
祝「地球人のあいさつ2022」完成!
星友のみなさん、こんにちは。お元気ですか? IHIの山中です。
「地球人のあいさつ2022」では、新たな歴史が刻まれました。
- 小学1年生の参加
- 世代をこえた参加
- 新たな学校の参加
- 6千首、30万文字
- オンライン出前授業の進化 (第23回でご紹介の予定)
小学1年生の参加
小学1年生が、ヨハネスブルグ日本人学校(南アフリカ)から参加されました。
「地球人のあいさつ」史上最年少記録です。ようこそ!
世代をこえた参加
校長先生、教員、卒業生をお招きしました。また、冒頭で紹介した「そらゆめことば同盟」も参加しました。
世代を超えての多様で心温まる対話が生まれています。地球人は素敵ですね。みんなで伝統・文化へ育てていきたいですね。
新たな学校の参加
フランクフルト補習授業校、江東区立越中島小学校、瑞穂町立瑞穂第三小学校、綾瀬市立八田中学校、愛南町立内海中学校、愛南町立御荘中学校が、新たに参加されました。
ようこそ星友の世界へ!
6千首、30万文字
今回は、約6千首の上の句と連句が詠まれました。ちなみに万葉集は約5千首とも言われています。
また、30万文字の星友のへのひとことが紡がれました。(長編小説なみです。枕草子は約13万文字とも言われています。)
「地球人のあいさつ2022」連句集
みなさんからの連句集をご紹介します。きっと、みなさんを励ますステキな言葉が見つかることでしょう。
山中勉(やまなか・つとむ)
1958年、東京都生まれ。宇宙航空システムエンジニア。(株)IHIエアロスペースにて宇宙航空事業や国際宇宙ステーション(ISS)の一般利用を発案し実証。宇宙航空研究開発機構(JAXA)主幹研究員、日本宇宙フォーラム主任研究員を経て、2013年より(株)IHIで社会貢献活動としてISSを利用した学校授業を共創している。
東日本大震災では宮城県女川町や各地の学校での出前授業を行い、五・七・五の言葉などの作品をISSに届ける活動を続けている。