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うれしい学び
2024年3月21日 更新
かおりんごむし イラストレーター
イラストレーターのかおりんごむしさんが、日常の中で目にした二人のお子さんの“学びの姿”をご紹介します。
第13回 お風呂そうじ
![「うれしい学び」第13回イラスト1枚目](https://assets.mitsumura-tosho.co.jp/4917/0908/6772/manabi-13-1.jpeg)
![「うれしい学び」第13回イラスト2枚目](https://assets.mitsumura-tosho.co.jp/3317/0908/6774/manabi-13-2.jpeg)
![「うれしい学び」第13回イラスト3枚目](https://assets.mitsumura-tosho.co.jp/6917/0908/6776/manabi-13-3.jpeg)
![「うれしい学び」第13回イラスト4枚目](https://assets.mitsumura-tosho.co.jp/6217/0908/6779/manabi-13-4.jpeg)
![「うれしい学び」第13回イラスト5枚目](https://assets.mitsumura-tosho.co.jp/9117/0908/6782/manabi-13-5.jpeg)
子どもたちとの初めてのお風呂そうじは、息子が小学2年生、娘が保育園のときでした。
遊びの延長みたいな感じで、楽しくそうじができました。
何度か一緒にそうじをして、それから子どもたち二人だけで、そうじができるようになりました。
学年が上になると、学校や宿題、習いごとやお友達と遊ぶ約束で忙しくなり、お風呂そうじの時間が取れなくなりました。
「せっかくできるようになったのに、もったいない……」
と思った私は、
「そうじをしてくれたら、ゲームの時間を30分増やすよ〜」
という提案をしました。
(我が家はゲームをしていい時間が決まっているので、それが増える喜びはすさまじいものがありました。)
子どもたちはもちろん乗り気!
すぐに、そうじをしてくれました。
……が、「ゲームをしたい!」という気持ちが強すぎたのか、雑な仕上がりでした……。
少ししょんぼりしつつも、やる気を損ねないよう、きちんとお礼を言いつつ、そうじのポイントを伝えていきました。
もちろんすぐに完璧にはなりませんでしたが、二人ともずっと、そうじを続けてくれました。
そして4年後、二人はそれぞれの担当のプロフェッショナルになっていました。
きっかけはゲームでしたが、そうじをするうちに、やりがいや、自分なりのポイントを見つけてくれていました。
こんなにうれしいことはありません!!!
提案してみてよかったです!
今は私も、子どもたちにポイントを聞きながら、そうじをするようになりました。
「家族の使う場所をみんなで大切に使っていこうね」とみんなで話しています。
かおりんごむし
イラストレーター
京都府在住。息子、娘、夫との4人暮らし。日々のほっこり&小さな幸せを漫画にして、ブログ・SNSやWeb記事などで公開している。創作のテーマは「1日1日大切に過ごしたい」。
ブログ:かおりんごむしのほっこりブログInstagram:@kaoringomushi
Twitter:@kaoringomushi