
うれしい学び
2025年1月23日 更新
かおりんごむし イラストレーター
イラストレーターのかおりんごむしさんが、日常の中で目にした二人のお子さんの“学びの姿”をご紹介します。
第23回 「おおきな かぶ」のおかげ




息子の中学校で発表会がありました。
気持ちを込めて上手に発表ができたと報告してくれました。
「『おおきな かぶ』のおかげやねん!」と話してくれたんです。
小学校1年生の国語の教科書に載っている「おおきな かぶ」。
みんなで登場人物になりきって音読するという機会があり、それが楽しくて、音読が大好きになったという息子。
上手な人の読み方を聞いて、気持ちを込めて読む大切さも知ったとのことでした。
音読といえば、小学校2年生のときに、上手に読めず、泣いていた息子を思い出しますが、その話を聞いて、大好きだからこそ、上手に読めなくて泣いていたのかもしれないなぁと、今さらながら納得したりしました。
中学生になった今、あのときの音読が発表に生かされて、とてもうれしく、すばらしいことだと思いました。
1年生の教科書を開けると、お友達の名前がたくさん書いてあって、みんなで読んだ跡が残っていました。
「見て見てー」と、息子がうれしそうに見せてくれました。
かおりんごむし
イラストレーター
京都府在住。息子、娘、夫との4人暮らし。日々のほっこり&小さな幸せを漫画にして、ブログ・SNSやWeb記事などで公開している。創作のテーマは「1日1日大切に過ごしたい」。
ブログ:かおりんごむしのほっこりブログInstagram:@kaoringomushi
Twitter:@kaoringomushi