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第8回 女川中学校からみなさまへの メッセージをお預かりしました

空を見上げてみよう

2020年2月5日 更新

山中 勉 宇宙航空エンジニア

山中勉さんが各地で行っている出前授業の様子や、生徒が紡いだ五・七・五の言葉をご紹介します。

女川中学校からみなさまへの
メッセージをお預かりしました

11月26日(火)に、女川中学校を訪問して、宇宙俳句創りを楽しみました。震災直後の5月からスタートした宇宙俳句づくりも、おかげさまで19回目を迎えることができました。朝の全員集会では、国内外の中学校19の中学校と1つの小学校から、2000を超える作品(女川への想い)をお寄せいただけたことを、学校名とともにお伝えしました。また、みなさまの作品を収録したDVDを女川中学校の校長先生にお渡ししました。女川中学校からは、「星友」が2000名もできたことへの感謝の印として、みなさまに宛てたお礼の集合写真(「絆」~ありがとう~)をお預かりしました。ご披露させていただきます。

全員集会の後、いつもと同じように、今の気持ちを宇宙俳句づくり(五七五調の一行詩)に取り組みました。国語科の先生、担任の先生も参加され、楽しい会話も交わされました。今回はどんな名作がうまれたのでしょうか?

作例は以下からご覧いただけます。

女川中学校 令和元年11月の気持ちから(244KB)

みなさまから応援をいただけたことに感謝する句も多く詠まれました。言葉の力をあらためて感じました。

星友よ 共に歩もう 未来へと
ありがとう 感謝あふれる 心かな
県を超え つながる詩(うた)に ありがとう
三小さん 女川知って ありがとう!

1958年、東京都生まれ。宇宙航空システムエンジニア。(株)IHIエアロスペースにて宇宙航空事業や国際宇宙ステーション(ISS)の一般利用を発案し実証。宇宙航空研究開発機構(JAXA)主幹研究員、日本宇宙フォーラム主任研究員を経て、2013年より(株)IHIで社会貢献活動としてISSを利用した学校授業を共創している。
東日本大震災では宮城県女川町や各地の学校での出前授業を行い、五・七・五の言葉などの作品をISSに届ける活動を続けている。

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