
空を見上げてみよう
2021年6月9日 更新
山中 勉 宇宙航空エンジニア
山中勉さんが各地で行っている出前授業の様子や、生徒が紡いだ五・七・五の言葉をご紹介します。
「地球人のあいさつ2021」はじめます
みなさん、こんにちは。お元気ですか? 山中です。
残念なことに、世界には休業中の学校がいまだ多くあります。また、学校が再開していても、不自由な学校生活を強いられている児童・生徒もたくさんいます。
そんな中、学校の先生方から、今年も宇宙連句創りをとおして、子どもたちが励ましあえる場・座をつくりたいというご要望をいただきましたので、「地球人のあいさつ2021」をはじめます。
現在、国内外の23の小中学校が参加され、元気を贈り合うための上の句づくりが完了しました。作品集は、このページの下に公開しています。
応募作品の中から二つをご紹介します。いずれも、現在休業中の海外日本人学校の子どもたちの作品です。
これから夏に向けて、下の句づくりがスタートします。今年の秋には連句集を編さんし、このWEBページで公開する予定です。そして作品をロケットで星友の星「国際宇宙ステーション」に打ち上げます。ステキなプレゼントも準備中です。
コロナに負けないステキな思い出を、今年も星友のみんなで力を合わせて創りましょう!
連句づくりへの参加を検討したい学校の先生方は、学校名、校長先生・指導教員の氏名、学年、児童生徒数を下記事務局までお知らせください。詳しいご案内をお送りいたします。なお、児童・生徒の作品は、エクセルでお送りいただくことを想定しています。締め切りは2021年7月30日(金)必着とさせていただきます。
事務局:光村図書出版 広報課
E-Mail:koho@mitsumura-tosho.co.jp
「地球人のあいさつ2021」上の句集
山中勉(やまなか・つとむ)
1958年、東京都生まれ。宇宙航空システムエンジニア。(株)IHIエアロスペースにて宇宙航空事業や国際宇宙ステーション(ISS)の一般利用を発案し実証。宇宙航空研究開発機構(JAXA)主幹研究員、日本宇宙フォーラム主任研究員を経て、2013年より(株)IHIで社会貢献活動としてISSを利用した学校授業を共創している。
東日本大震災では宮城県女川町や各地の学校での出前授業を行い、五・七・五の言葉などの作品をISSに届ける活動を続けている。