空を見上げてみよう
2023年12月7日 更新
山中 勉 宇宙航空エンジニア
山中勉さんが各地で行っている出前授業の様子や、生徒が紡いだ五・七・五の言葉をご紹介します。
雪をけり 駆け上がる鶴 大空へ
桜晴(アデレード日本語補習授業校、中1)
自分の未来 迎えるために
松雨(☆春日部市立春日部南中学校、中2)
大丈夫 私もあなたと 同じだよ
こっね(ケルン日本語補習授業校、高3)
ちゃんといるんだ 私の味方
消しゴム(☆檜原村立檜原中学校、中3)
星友よ どこかで会う 約束ね
ソーセージまん(カルガリー補習授業校、中1)
会えた時には いっぱい話そう
とり肉(☆桜川市立桃山学園、中2)
☆印の学校は今回初参加の学校です。
祝「地球人のあいさつ2023」完成!
星友のみなさん、こんにちは。お元気ですか? 山中です。
「地球人のあいさつ2023」宇宙連句集が完成しました!
- 6千首、30万文字(「万葉集」「枕草子」超え)
- 地域、国境、学年を越えて6千人のご参加
- NASAからの祝福(第27回でご紹介済)
- 8万人を超えるホシトモの誕生(発案以来23年目)
「地球人のあいさつ2023」 宇宙連句集
みなさんからの宇宙連句をご紹介します。
きっと、みなさんを励ますステキな言葉が見つかることでしょう。
☆印の学校は今回初参加の学校です。
作品は、来年(春~夏)にシグナス宇宙船(NG21号)でISSへ打上げの予定です。
山中勉(やまなか・つとむ)
1958年、東京都生まれ。宇宙航空システムエンジニア。(株)IHIエアロスペースにて宇宙航空事業や国際宇宙ステーション(ISS)の一般利用を発案し実証。宇宙航空研究開発機構(JAXA)主幹研究員、日本宇宙フォーラム主任研究員を経て、2013年より(株)IHIで社会貢献活動としてISSを利用した学校授業を共創している。
東日本大震災では宮城県女川町や各地の学校での出前授業を行い、五・七・五の言葉などの作品をISSに届ける活動を続けている。NASA主催の会議で公表した資料は、こちらから。