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福井県小浜市立内外海小学校

わたしたちの校歌

2022年11月1日 更新

光村図書 道徳課

本コーナーでは、全国の小学校で行われた、小学校道徳4年「13 わたしたちの校歌」の授業の様子を、子どもたちが考えた「校歌にこめられた思い」といっしょに紹介します。

わたしたちの学校って、こんな学校

小浜市立内外海小学校は、1991(平成3)年に堅海小学校、阿納尻小学校、矢代小学校の3校の統合と、西津小学校甲ヶ崎区児童を編入し、開校しました。さらに、2012(平成24)年に田烏小学校が統合され、内外海地区の子どもたちが一堂に会する学び舎となり、2020(令和2)年には、創立30周年を迎えました。
学校が位置する内外海地区は、小浜湾に面する内海と若狭湾に開ける外海の両方に面しています。海の幸に恵まれ、古くから塩や魚介類など豊かな食材を平城・平安の都に提供していました。最近では、「若狭ふぐ」「若狭かき」「よっぱらい鯖」など、新しいブランドも立ち上がっています。校歌の中にも「久須夜と彦姫」「天平の塩」「日本に初めて渡ってきた象」「天下の名勝蘇洞門」などが組み込まれ、各集落から海の道が続く風光明媚な様子を見事に表現しています。この校歌の作詞は、小浜市が誇る詩人、山本和夫氏です。このような自然豊かな地で、子どもたちはのびのびと学んでいます。

わたしたちの校歌

作詞 山本和夫 / 作曲 岩河三郎

学んだ子どもたちの様子

学んだ子どもたちの様子 画像

学んだ子どもたちの様子 画像

学校初の全校道徳。選んだテーマは「わたしたちの校歌」。コロナ禍で、全校そろって歌うことができなくなっている昨今、今一度校歌に込められた思いを受け止め、大切にしてほしいという思いで授業を行いました。
校長先生から校歌についての話を聞き、縦割り班で話し合い活動をして、歌詞の意味を上級生が下級生に教えました。そして、好きな歌詞について話し合ったり、感想を伝え合ったりしました。子どもたちは、「内外海のいいところがたくさん紹介されていることがわかった。」「地域の人にも支えられている校歌だとわかった。」「たくさんの人の思いがこめられていてすごい。作った人の思いが伝わるように歌いたい。」「大きな声で歌いたい。」という感想をもっていました。
全校道徳をした後、特別支援学級の児童との交流学習で、校歌の掲示物の制作を行いました。児童たちが命名した校歌「虹歌」は、全校児童、職員の折り染めの作品を、特別支援学級の児童たちが集めてつなぎ合わせ、1枚の大きな紙にして校歌を書いたものです。毎日目にすることができる場所に掲示することで、「コロナ禍でなかなか歌うことができなかった校歌を大切にしたい。」という思いを高めることができました。

虹歌 画像

子どもたちが考えた「わたしたちの校歌」

校歌のここが好き! 画像01

校歌のここが好き! 画像02

 
 

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