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2017年6月25日 発売
日本文藝家協会 編 編纂委員/角田光代、林真理子、藤沢 周、町田 康、三浦しをん
定価:2,200円 / 四六判 / ベスト・エッセイ / ISBN978-4-8138-0002-6
エッセイの名人たちの手にかかると、2016年はこんなに面白い年だったのか。
―本書編纂委員 林 真理子
2016年に新聞や雑誌などに発表された数多くのエッセイの中から、75編を厳選しました。さまざまなジャンルの書き手たちがえがく、日常生活から切り取った機知に富んだ随想、意見文、そして2016年に亡くなられたあの方に捧げる一文など、珠玉のエッセイ群をどうぞご堪能ください。
収録作品&筆者
星と星のつながり | アーサー・ビナード |
クリスマスの路上で | 青山七恵 |
神様と友達 | 阿川佐和子 |
S先生のクラス | あまんきみこ |
専門家の努力あってこそ | 池澤夏樹 |
あれが津島佑子さん | 伊藤比呂美 |
揚げもの | 井上 都 |
照れる人 | 永 麻理 |
散歩で勝った喜び | 蛭子能収 |
若き含羞の人たち | 岡野弘彦 |
不完全な言葉 | 小川洋子 |
自然と仕事 | 奥本大三郎 |
畑ちがい、50年来の友だった | 加賀乙彦 |
運動音痴の私はマラソンに向いていた | 角田光代 |
塗り椀の卵 微妙に重い | 片岡義男 |
伊藤桂一さんを悼む | 勝又 浩 |
翻訳家というのは…… | 金原瑞人 |
老成と円熟、華やぎ | 川村 湊 |
カバディ性 | 岸本佐知子 |
中央フリーウェイの富士山 | 金田一秀穂 |
寝言に返事はいりません | 工藤美代子 |
クリオネ事件 | 黒木 渚 |
「夢中毒」から立ち直る | 小島慶子 |
夜明けのタクシー | 佐々涼子 |
勝負師のスパイス | 佐藤 究 |
美しい声とは | 三宮麻由子 |
旅先の本 | 椎名 誠 |
蜷川先生を悼む | 重本恵津子 |
サービスする側も人間 | 柴崎友香 |
猿の幸せ | 柴田元幸 |
包丁の思い出 | しまおまほ |
海月と花火 | 下重暁子 |
名前を覚えられない人のための社交術 | 辛酸なめ子 |
シジュウカラにも言語があった | 鈴木俊貴 |
名文とは | 瀬戸内寂聴 |
ぼくたちには弱さが必要なんだ、ということ | 高橋源一郎 |
少数派の独り言 | 髙村 薫 |
鼻毛に背負わせすぎ | 武田砂鉄 |
生きるために壁を越える | 竹宮惠子 |
黙って死ねない蟬 | 司 修 |
「言葉以前」の人々のように | 寺尾紗穂 |
女流から女性へ | 中沢けい |
出版不況と言うのをやめませんか運動 | 中村文則 |
10日間のパリ | 野見山暁治 |
100人100色の痛快なカタルシス | 萩原健太 |
エスカレーター問題の解 | 橋本幸士 |
書く技法 二つの仮名生む | 馬場 基 |
おばさん | 林 真理子 |
まずいものの「ま」 | 原田ひ香 |
選挙に行こう | 東山彰良 |
昼下がりの「ぬき」 | 久間十義 |
「食べる」に何が起こった!? | 姫野カオルコ |
明治の廃道が好き | 平沼義之 |
微妙なズレも、また妙味 | 平松洋子 |
美の起源 生命と結びつく青 | 福岡伸一 |
叡智 | 藤沢 周 |
検索 | 藤野可織 |
ごはんは食べたか? | 星野博美 |
世代の限界 | 穂村 弘 |
環状に読む | 堀江敏幸 |
笑い 暴論 ライブ感 ふぎゃあ | 町田 康 |
脳でも旨い 人文学的知性 | 松木武彦 |
田部井さんの死を悼む | 三浦豪太 |
抜歯涅槃図 | 三浦しをん |
破滅型クライマーの独白 | 宮城公博 |
ゴジラよ、瞑れ | 村田喜代子 |
「いやいやいや」のよこばい | 村松友視 |
はな子、親父をよろしく | 山川宏治 |
食べてさえいれば | 山田詠美 |
役に真摯に向き合い | 行定 勲 |
意識とデジタル | 養老孟司 |
「三」の効用 | 吉田篤弘 |
最後の下宿屋 | リービ英雄 |
虚旅 | ワクサカソウヘイ |
マグロの真実 | 渡辺佑基 |
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