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2018年6月15日 発売
日本文藝家協会 編 編纂委員/角田光代、林真理子、藤沢 周、町田 康、三浦しをん
定価:1,980円 / 四六判 / ベスト・エッセイ / ISBN978-4-8138-0062-0
人の人生。
ときどきの時間に触れ、頭がぼうっとなる。
心が飛ぶ。そして新しい自分に出会う。
随筆にはそんな功徳があるようです。
―本書編纂委員 町田 康
エッセイには、書き手の日常の様子や、かれらが普段考えていることを垣間見ることができるという楽しみがあります。機知に富んだ随想や意見文、そして亡くなられたあの方に捧げる一文など、2017年に新聞や雑誌などに発表された数多くのエッセイの中から、77編を厳選しました。どこから読んでも楽しめる珠玉のエッセイ群を、どうぞご堪能ください。
収録作品&筆者
| たったオノマトペ | 阿川佐和子 |
| 葛飾親爺 | 朝井まかて |
| 人生十五番勝負 | 嵐山光三郎 |
| ”今どきの若い者”はことば遣いにうるさすぎる | 飯間浩明 |
| おっくうの系譜 | 池内 紀 |
| 美唄、美深、美瑛、美々 | 池澤夏樹 |
| 五線紙と歩む作曲家人生 | 池辺晋一郎 |
| 思うままにならない人生 | 五木寛之 |
| 違いという近さ | いとうせいこう |
| 隅っこの甘食 | 戌井昭人 |
| 「がんばっぺし」ならがんばれる | 今村かほる |
| また人を好きになってしまった | 植本一子 |
| 夏の揺るがぬ決心 | 大竹 聡 |
| ノートは私だけの王国 | 小川洋子 |
| わが家の高校球児 | 荻原 浩 |
| 栞の救出 | 恩田 陸 |
| 真に出会うと | 角田光代 |
| 日高山脈地図無し登山 | 角幡唯介 |
| できることならスティードで・Trip4岡山 | 加藤シゲアキ |
| 生命居住可能領域 | 鎌田浩毅 |
| 昭和二十年夏、父の記憶 | 上岡伸雄 |
| オレノナマエヲイッテミロ | 川上和人 |
| 万能選手の詩人 | 菅野昭正 |
| 裏 | 岸本佐知子 |
| 意外な魚 | 北方謙三 |
| 寅さんの片思い | 工藤美代子 |
| アンパンと画廊 | 黒井千次 |
| 持たない3点セット | 黒川博行 |
| ハエちゃんのこと | 桑原裕子 |
| 餡ころ餅 | 小泉武夫 |
| 正解のない言葉の冒険 | 鴻巣友季子 |
| からだとこころ | 齋藤亜矢 |
| インスタ映え | 酒井順子 |
| 九十三歳のお正月 | 佐藤愛子 |
| 低速絶叫マシン | 佐藤多佳子 |
| ゾンビなんか怖くない | 椎名 誠 |
| 叫べ「ん」と | 白崎映美 |
| 原爆に抗い続けた重み | 青来有一 |
| 悲しくない死別 | 瀬戸内寂聴 |
| 卓上の幻想 | 曽野綾子 |
| 長生きしたけりゃ旅に出ろ! | 高野秀行 |
| 定年がうらやましい | 髙橋秀実 |
| 小説のおもしろさ | 滝口悠生 |
| 「さようなら」の理由 | 竹内整一 |
| パンツのゴム | 田中慎弥 |
| 日本独特の「型」 | 外山健太郎 |
| 〈知〉の限界を楽しむ心 | 永田和宏 |
| ものとはONEか | 中西 進 |
| 雨の行方 | 中野美月 |
| 五月の贈り物 | 夏川草介 |
| 星を投げる人 | 橋爪大三郎 |
| 度を過ぎた量はこわい | 橋本 治 |
| なにを食べたか | 馬場あき子 |
| LINEのおきて | 林 真理子 |
| 雑草の効用 | 曳地トシ |
| 断捨離とミニマリズム | 久間十義 |
| 「カミナリおやじ」とは誰だったのか? | 平野啓一郎 |
| 皮膚と心 | 藤崎彩織 |
| 紅葉 | 藤沢 周 |
| 海の色 | 藤原智美 |
| 読み書きのこと | 古川日出男 |
| 貫いた誠実な姿勢 | 細谷正充 |
| 街角に悪 | 万城目 学 |
| 八つのこと。 | 町田 康 |
| 心の毛玉の解き方 | 松井玲奈 |
| 息苦しさが心配に | 松木武彦 |
| ナナフシ・マップ | みうらじゅん |
| たにまち願望 | 三浦しをん |
| サウナに入りたかったんだ | 宮沢章夫 |
| 願わくは花のもとにて | 村山由佳 |
| 「もののあわれ」の美意識 | 山折哲雄 |
| ハミングで楽しい気分満喫 | 山極寿一 |
| この星と月との間 | 山下澄人 |
| 学ぶとは | 養老孟司 |
| 傷だらけの古机 | 吉田篤弘 |
| それぞれのかなしみ | 若松英輔 |
| 「からだの一部」 | 鷲田清一 |
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