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2024年6月24日 発売
日本文藝家協会 編 編纂委員/角田光代、林真理子、藤沢周、堀江敏幸、町田康、三浦しをん
定価:2,200円 / 四六判 / 978-4-8138-0586-1
闇の世の中を照らす文章の光。
人生の光がこの本の中にあります。
――本書編纂委員 町田康
日々の雑感、考察、失敗談から、亡くなられたあの方への追悼文まで…。
読む愉しみ、知る悦び。珠玉の随筆の数々をあなたに。
2023年に新聞・雑誌等の媒体に発表された中から選りすぐった、ベスト・アンソロジーです。
榎本マリコ:装画
掲載作家/作品名
青柳菜摘 | たるぴと影 |
阿川尚之 | 饒舌な人 |
浅田次郎 | 落ちつかない部屋 |
雨宮正佳 | 落語・江戸・経済 |
池坊専宗 | 光の総量 |
石川直樹 | ペンバのこと |
伊藤亜紗 | 盲導犬をみとった知人 |
伊藤比呂美 | 花ざかり 昭和の路地裏 |
伊藤理佐 | ごん ごん ごん |
岩松了 | 「一度お会いしてるんです」 |
植本一子 | 一緒に生きていこうぜ |
鵜飼秀徳 | 堆肥になる |
内田樹 | 救難信号を聴き落とさないでね |
内田也哉子 | red socks dreamin' |
内田洋子 | 窓 |
小佐野彈 | 分けあう若者たち |
温又柔 | 日本と台湾は似てる? |
角田光代 | 慎重に選ぶ 台所用品 |
カツセマサヒコ | 「行けたら行く」で、本当に行く人 |
加納愛子 | 親父が倒れた |
亀山郁夫 | 追悼 加賀乙彦◆問い続けた人間の根幹 |
川島秀一 | 津波の夜の灯りに |
菅野昭正 | 追悼 加賀乙彦◆小説家の遺産を数えて |
岸本佐知子 | 塔 |
北大路公子 | 永久保存 |
北野勇作 | 亀の世界 |
くどうれいん | 長野さんは陸を泳ぐ |
黒井千次 | 遠くに向ける目 忘れず |
合田文 | 土鍋の蓋が割れて |
斎藤真理子 | 明日と明後日 |
酒井順子 | 貴重品ゆえの優しい世代 |
堺雅人 | いきものの匂い |
佐々木閑 | 修行と自由 |
島村菜津 | シチリア島の黄色い果実 |
ズラータ・イヴァシコワ | 当たり前の幸せ |
青来有一 | 晩年彩った淡いときめき |
千住真理子 | 亡き母の春巻き 冷凍保存の結末 |
高瀬隼子 | 爪を塗る |
高羽彩 | おじさんといわないで |
高柳聡子 | 手の記憶 |
田口ランディ | 鍼 |
武田砂鉄 | 「謝りすぎ」と「謝らなさすぎ」 |
たなかみさき | 時折タイムスリップ |
俵万智 | 下げて上がる 一言マジック |
寺本愛 | 「おいしい」のリハビリ |
時里二郎 | 四季から二季へ |
豊崎由美 | 父の死で昭和が終わった |
中井治郎 | 雨のカーテンの中で |
中沢新一 | 教授と助手 |
永田和宏 | AIと連歌を巻く |
中村和恵 | ゆっくりという選択肢 |
中村文則 | 追悼 大江健三郎◆寄り添ってくれる感覚 |
南木佳士 | 生家解体 |
夏井いつき | 追悼 黒田杏子◆黒田杏子先生を悼む |
西川美和 | あのひとはだれ |
西崎憲 | 脇役たち |
蓮實重彥 | 追悼 大江健三郎◆ある寒い季節に、あなたは戸外で遥か遠くの何かをじっと見すえておられた |
林真理子 | 金木犀香るメタバース |
藤沢周 | 心の海辺で |
ブレイディみかこ | あいつらは知ったかぶる |
堀江敏幸 | 追悼 菅野昭正◆いま暇ですか、時間はありますか |
町田康 | 追悼 富岡多惠子◆ご恩わすれまへん |
松重豊 | うまにそば |
三浦しをん | なにを食べてる? |
三木卓 | 自分の言葉を |
三木那由他 | 私たちには物語が必要だ |
宮内悠介 | 図書館考 |
宮下奈都 | 二十年後の定番料理 |
宮地尚子 | 今一人立ち続けるあなた 忘れない |
宮部みゆき | 「くちきかん」の心 |
明和政子 | 脳科学者がイヌを飼ったら |
村松友視 | 身銭を切ったユーモア |
群ようこ | 男女差 |
燃え殻 | 「おっぱい足りてる?」 |
本谷有希子 | 偽の気持ち |
山田正紀 | SF作家たちが空飛ぶ円盤を見た |
山村博美 | 男性と化粧の五〇年 |
ラランド・ニシダ | 母との遭遇 |
鷲田清一 | のれん百人衆 |
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