ベスト・エッセイ2023の表紙

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2023年6月26日 発売

日本文藝家協会 編 編纂委員/角田光代、林真理子、藤沢周、堀江敏幸、町田康、三浦しをん

定価:2,200円 / 四六判 / 2023年6月26日発行 / ISBN978-4-8138-0438-3

ああしておけばよかった、と悔やむにも、こうしていこうと、と前を向くにも、それを人に伝えるためには、言葉が必要です。
この本には、ささやかで、見過ごしそうな言葉の標が並んでいます。
目を凝らし、耳を傾けてください。
繰り返される新鮮な「いま」の力に、あらためて驚かされることでしょう。
――本書編纂委員 堀江敏幸

日々の雑感、考察、失敗談から、亡くなられたあの方への追悼文まで…
読む愉しみ、知る悦び。珠玉の随筆の数々をあなたに。
2022年に新聞・雑誌等の媒体に発表された中から選りすぐった、ベスト・アンソロジーです。

カバー画:aka

掲載作家/作品名

赤木明登 工藝家の夢
阿川佐和子 松岡享子さんの教え
秋田麻早子 青と黒のお話
浅田次郎 アジフライの正しい食べ方
荒俣 宏 木を見て、鳥も見ること
石田夏穂 気分はビヨンセ
磯野真穂 ありのままの自分とは
稲垣栄洋 雨が降るって本当に不思議です。えっ、不思議じゃありませんか?
今井真実 おいしい物語
上田岳弘 メタ・メタバース
内澤旬子 どう考えてもおかしい
内田春菊 隠れマッチョ
大辻隆弘
※辻は一点しんにょう
漕代駅
小川 哲 ぼくらの第二次世界大戦
奥泉 光 オンラインの日常で
角田光代 はじまりの旅
鎌田裕樹 本と引越し
川添 愛 心に残る 猪木の言葉
神林長平 「フィクション」の力
岸本佐知子
きたやまおさむ あの素晴らしい愛
桐野夏生 女ともだち
鯨庭 石膏のヒポグリフ
久栖博季 末裔の足裏
黒井千次 日記帳 隙間だらけ上等
小池昌代 みなしご
小池真理子 月の光とクリスマス
郷原 宏 巨星は一日にしてならず
佐伯一麦 耕せど 風は冷たい春
酒井順子 “オンラインアグネス”、登場
佐藤利明 情熱のミスター・ダンディー
佐藤洋二郎 生きているだけで幸福
沢木耕太郎 ただそれだけで
沢野ひとし 兄のピッケル
茂山千之丞 代役、有リマス
篠 弘 梅雨入りの「伝単」
柴田一成 宇宙人
杉本昌隆 走る棋士
鈴木伸一 藤子不二雄Ⓐさんを悼む
須藤一成 ゾウ
青来有一 「石原慎太郎」という物語
関田育子 演劇は「恥ずかしい」
大道珠貴 おかしかねえ おかしかねえ
髙田 郁 つくし
武田砂鉄 (笑)でこの笑いは伝わるか
田中慎弥 生き残った者として
中山祐次郎 間違えてはいけない問題
七尾旅人 犬の暮らしの手帖
乗代雄介 教えてあげたい
服部文祥 あるがままを登る
林 真理子 母校へ、ただいま!
平岡直子 幽霊
平松洋子 繰り返す
藤沢 周 白紙の手帳
藤原智美 映画館は社会と地続きだった
藤原麻里菜 天井を見続ける
古川真人 あぶない、落ちるぞ!
ブレイディみかこ 千里の道も地べたから
細川護熙 寂聴さんのいない京都
細馬宏通 「伏線」と「回収」
穂村 弘 命の時間 錯覚と凝視
堀江敏幸 嘘でもいいから
本田秀夫 「絆」に二つの意味
町田 康 西村賢太さんを悼む
松尾スズキ 宮沢章夫さんを悼む
三浦しをん オヤジギャグの道理
三崎亜記 粉モノ・ダイバーシティ
宮田珠己 古地図は間違っているほど楽しい
村田あやこ 「路上園芸」という小宇宙
村田喜代子 電気が消えた!
森田真生 さいごのかずは
山内マリコ すてきな机上旅行
柚木麻子 夜の釣り堀
夢枕 獏 ファンタジーに捧げた肉体
綿矢りさ 野菜が甘い

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