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2013年6月1日 発売
日本文藝家協会 編 編纂委員/角田光代、林 真理子、藤沢 周、町田 康、三浦しをん
定価:2,200円 / 四六判 / ベスト・エッセイ / ISBN978-4-89528-688-6
厳選76点。文章の香気、人生の滋味。よくよく味わうべし。よくよく感ずべし。
―本書編纂委員 町田 康―
2012年に新聞などに発表されたエッセイから、読み応えのある76編を厳選しました。多彩な執筆陣による珠玉のエッセイで、2012年を振り返ります。網中いづるさんによる、美しい装画も必見です。
収録作品&筆者
| 会員 | 岸本佐知子 |
| ヘイ・ジュード | 浅井愼平 |
| 蒲焼きが消える | 青山 潤 |
| 店員 | 北大路公子 |
| ……と思ってございます | 柴田 翔 |
| サザエさん家 間取り拝見 | 影山明仁 |
| おばさん | 酒井順子 |
| すごいトシヨリ | 池内 紀 |
| 人生は「動詞」で変わる | 齋藤 孝 |
| 妙齢、初老、いい年 | 津村記久子 |
| 武蔵溝ノ口の家 | 山田太一 |
| ゴシップ通し市民描く | 池澤夏樹 |
| 箱について | 一青 妙 |
| 時間のミルフイユ | 三宮麻由子 |
| 大根 大戦争を生き残った平和主義者 | 冲方 丁 |
| 「あんのこったぁや!」 | ちばてつや |
| 父に似たひと | 石井睦美 |
| 子供は、放っておくと、他人が可愛がってくれる | 鎌田敏夫 |
| 謎 | 又吉直樹 |
| 瀬戸内まで | 北川景子 |
| 韓国みやげ | 西村賢太 |
| 手で尻を拭く | 石川直樹 |
| 味噌買い橋 | 中野京子 |
| 立ち食いそば礼賛 | 倉数 茂 |
| 大野晋さんの遺言 | 川村二郎 |
| ドバイを訪れて | 林 真理子 |
| 言葉と小鳥 | 小川洋子 |
| 方言の時代 | 別役 実 |
| おたくの友 | 小林恭二 |
| マニュアルでない言葉で話せ | 曽野綾子 |
| ジャングルとピッグ | 水野宗徳 |
| きらいな言葉 | 井上荒野 |
| てきとう | 吉田篤弘 |
| 新製品スマゴとはなにか? | 南 伸坊 |
| 化粧品売り場の女性 | 大石 静 |
| 美しさにまつわる | ふかわりょう |
| 「遠くを見よ」は正しいか | 大浦康介 |
| 丸谷才一さんとのつき合い | 瀬戸内寂聴 |
| 「月山の本燃」浮かぶ幽玄な時間 | 藤沢 周 |
| 書道ガール | 赤染晶子 |
| メッセージのメッセージ | 養老孟司 |
| 本当の名前 | 穂村 弘 |
| 鹿石の悲しみ | 津島佑子 |
| ビブディバビディブー | 広上淳一 |
| 読むこと 読みどき | 今江祥智 |
| 未読本リスト | 松浦理英子 |
| 「ぷっ」と吹き出そう | 髙橋秀実 |
| 笑顔至上主義 | 前川知大 |
| かつてワープロ専用機というものがあった | 中村和恵 |
| 「手」の言葉 | 堀江敏幸 |
| 桜と天邪鬼 | 坪内稔典 |
| とっさの一言のマナー | 三浦しをん |
| 緑のまなざし | 名木田恵子 |
| キーンさんの散文 | 角地幸男 |
| わが東北の思い出 | ドナルド・キーン |
| 世の中の成分 | 木内 昇 |
| 「津波てんでんこ」とラグビー | 加藤典洋 |
| 震災と歌枕 | 佐伯一麦 |
| 自然の中に生きていた声 | 馬場あき子 |
| 母牛の怨念 | 角幡唯介 |
| 馬が教えること | 松井今朝子 |
| パンダの子守唄 | 中川志郎 |
| それでも川は流れた | 竹西寛子 |
| 吉田秀和さん | 三木 卓 |
| 別れの熱量 | 町田 康 |
| お江戸と今 | 畠中 恵 |
| 色は匂へど…… | 四元康祐 |
| バラは暗闇でも赤いか? | 野矢茂樹 |
| 老人と悪魔 | 村田喜代子 |
| 花 | 古井由吉 |
| 紅色のあじさい | 津村節子 |
| 八十より先は一年一年 | 黒井千次 |
| 自由について | 橋本 治 |
| 生と死の営み | 小池真理子 |
| 清兵衛と瓢箪と私 | 万城目学 |
| 出くわす | 角田光代 |
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